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サクラソウ 3月

新作ご紹介

田島ヶ原のサクラソウについて鷲谷いずみ東大教授が100年前の観察記や大正9年に国の天然記念物指定申請に供した三好学博士の調査報告書と平成の世の実情を無視したインチキ論が一人歩きした現状に警鐘を鳴らす意味で小論文を立ち上げました。たんに、サクラソウは奇麗だでもよく、あるいは、どこかで見かける記載されている環境について嘘に満ちていると知った上で見るサクラソウはまた一味違ってきます。

                       真説 田島ヶ原のサクラソウ

弥生来にけり
05/03/02

赤い字は公式データ

自生地13時の地表温度10度8.3 南東の風1m

たいそうなサブタイトルをつけましたが、今年は寒いです。一昨日はかかわっている幼稚園のお別れ遠足に同行しての記念撮影(商業写真)でしたが、昨年は同じ日ながら道々では田んぼから湯気が立ち込めていました。今年はいずこも冷え冷えとしていて湯気は見当たらない。埼玉中部で9:30に2.8度でした。

先月24日の雪まではどこにも春らしきものはありませんでしたが、先ほど我が家の前の駐車場でホトケノザが可憐なピンクの花をお日様に突き出していましたね。着実に春がそこまで来た証(あかし)ですね。

02時から07時まで氷点下が続き、最低気温は−2.5度であった。しかし、3月ともなれば日が上がれば気温はぐんぐん上がるものである。正午ころでは風もなく、冬着無しでもいられるほど気温が上がっていた。1週間ぶりで自生地へ。

1株だけサクラソウの発芽を確認。地下茎からの発芽である。この様子では一昨日の暖かさで発芽したものと思われます。残骸の4センチ前後の取り残しの中は今のところ不毛地帯です。

雨不足は深刻で、地面のひび割れは解消されないでいる。その中にあってノカンゾウは元気だ。オオイヌノフグリも日当たりのいい鴨川の土手に満開だ。枯葉だけの4センチであればサクラソウの誕生に影響はないが、ヨシず張りの材料ではこの先どうなることやら。

南のお天道様にお雪さんが追われて
05/03/04

昨夕から降り出した雨が21時にはミクロ状の雪に。朝方まで雨と雪が交互に降ったのか、6:38ではうっすらとしか積もらなかったが、それから一気に降り出し、11:40ころからボタン雪に。これが断末魔のあがきなのだろうか、30分ほどでまたもミクロ状で収束した。積雪5センチでした。

この雪はサクラソウ自生地にとってのお湿りになるかもしれない。乞い願わくは週1の降雨を。サクラソウのために。

明日は3月5日、03、04年はともに−3.5度でした。気象協会と気象庁とではデータが違う。気象庁では03年は−3.1度、04年は−3.2度になっている。過去ログでは気象協会発表の−3.5度にしてあるので−3.5度とします。明日もこの様子ですとまたも−3度以下になりそうです。幸いなことに、今のところサクラソウの発芽の確認は1株だけですから凍傷にかかる率は低くなります。

03、04年ともに3月5日を過ぎるとマイナス気温はなくなり、一気に春に突入しています。本年は、さいたま市以外では暖冬とかいわれていますが、さてどうなることやら。


1日遅れの南のお天道様
05/03/05

衛星写真のアニメで見ると雪雲の本体は足早に東の海上に去るかに見えた。それは間違いなかったのだが低い雲が残ってしまい、南のお天道様は5日の09:30にやっとお出ましなものだから大恥をかいてしまったのだ〜

低い雲がずっと立ちこめたおかげで2年続きの−3度以下にならずにすんだ。
最低気温0度だった。自生地はご覧のとおり。この雪は間違いなく干天に慈雨でしょう。

今朝の自生地はノビルと写真のアマナだけが元気でした。



本日はサクラソウ日和
05/03/08

赤い字は公式データ

10時の自生地地表温度12.5度(8.4) 最高気温14時16.4度 晴れ 無風

この冬2番目の高気温です。荒川の土手ではツクシンボウが出ているそうですが、自生地は冷風をもろに受けるせいか例年4月でしか見られない。

昨年3月13日の誕生日に石碑の脇で、1輪だけ祝ってくれるかのように咲いていましたが本年はどうかな? 発芽が昨年より2ヶ月遅れているだけに怪しいね。

2日に発見した発芽第1号は目立つようになりました。4日の雪が力水となったのか、第1号の脇ではいつの間にか1.5センチに開葉したのを発見、すぐそばでは3株も発芽していました。ここは例年の定点観測ゾーンですが、毎年裏切られます。発芽は一番早いのだが、気がつくと後から発芽したブロックで開花しています。今のところ、先に開花するブックは片鱗もありません。

自生地でもっとも早くに春の色になるのはノビルです。15センチほどに育っています。これらをすべて収穫すると1トンはあるでしょうね。

ノウルシが早くも開葉しています。あと10日もすると頭丁が黄ばむでしょう。
ムラサキケマンも地を這うように顔を出しました。早春の主役たちが負けじと存在感をアピールするかのように益々賑わってきます。


誕生日祝いの花はなかった
05/03/14

赤い字は公式データ

12時地表温度12度(7.8)  最高気温8.8度 北西の風2m  快晴

昨日は私の79歳の誕生日、昨年は一輪だけ咲いて祝ってくれたかのようでしたが、昨年より二ヶ月遅れの発芽ですのでサクラソウの花を望んだのは無理だった。

今年のお空の散水車はまめそうです。5日の雪から1週間後に6ミリの散水があって、二日ほど最高気温が19度に近づいたせいで、定点観測地点以外で、それも、残骸のないところまたは薄いところで、サクラソウは3センチほどに、あちこちでにぎやかになった。4センチ前後の残骸があるところでは相変わらず荒涼としています。

ひまわり画像で見ると明日の夜からまたも散水がありそうです。もしかすると平成14年のようにひっきりなしに散水が望めそうです。あの4センチ前後の残骸がなければ見事だろうに、どうなることやら。写真は早咲きブロックです。

 


余 談

区画整理で、トウカエデの大木を保存すべく移転することになった。その作業工程がふるっています。根回りのゾーンのブロック以外を除去して、すべての根を切り落とします。終わると埋め戻します。秋には新しい根が伸び、その新しい根で移転が可能になるということでした。植生の性質をうまく利用していますね。自生地もそうありたいですね。

 



無風 初夏のような陽気
05/03/16

赤い字は公式データ

13時地表温度19度(15.6) 最高気温17.1 快晴 無風

例年と比べて3月5日以降に氷点下の夜間気温が続いていたが、本日はプラスに転じた。
朝からぐんぐん気温が上がって、一昨日よりもサクラソウは残骸がないか薄いところでは見違えるほどニョキニョキです。ただし、残骸が4センチ前後では哀れです。種子からの発芽も目立ちだしました。一昨日にはなかったものが突然に2センチにも成長しています。

本日も散歩がてらの方々との語らいがありました。長野県佐久市出身のご夫婦、懐かしい長野弁が聞けましたよ。



 

茎が見えるのが種子発芽 根からの発芽は太いためにこの時点では茎は見えない


本年の見ごろはいつか?
05/03/25

赤い字は公式データ

12時の地表温度11度(8,4) 最低気温4,7度 最高気温9度 風速8m 快晴

今年はなぜか自生地参りは億劫(おっくう)ですね。79歳という歳のせいかと思ったが、そうではなく、噛み付くのはやめようと決心したがために、単に生育状況の告知だけであれば、まだ早いということもあって、それに田島ヶ原のサクラソウについては、科学的な面以外では過去の文献と平成13年からの各シーズンを毎日丁寧に観察した結論を、真説・田島ヶ原のサクラソウ、に纏めることができたからではないかな。目も縦横とダブって見えるのでこれも原因かな。この目の様子だと来年の情報発信は無理かも。

今年はお空の散水車はまめかなと思ったが、2週間前の全国的な大雨では昨年同様に関東地方は嫌われていた。ようやくのことで20ミリほどの散水を受けて息を吹き返したかと
10日ぶりで自生地へ。4センチ残骸の弊害はもろに出ています。3月も後半だというのに冬景色から脱却していない。あの残骸を突き破れないサクラソウは多々あります。

10日ぶりだというのにサクラソウの生長は芳しくない。早咲きブロックでは、丈は伸びないで横に伸びている。現在のところ、ここだけは丈5センチ。

この分では平成13年に似ていますので、開花は13年同様の4月2日かな? そして見ごろは4月25日前後かもしれない。丁寧に告知いたしますのでご注視ください。

3月8日で、あと10日でノウルシの頭丁が黄ばむだろうと予想したとおりに真黄です。

昭和43年(1968)〜45年までの自生地では3月15日頃にアマナは咲いていまししたが、30年後ではサクラソウと競演するかのように遅れています。本年は30年前の陽気ですのでアマナはどうかと16日の探索では、その気配はなかったが、本日では中央通路の十字路右側で豪華絢爛と群落しています。ただし、アマナは寒風に弱く、本日のように10mを越す寒風では閉じてしまいます。

PS 地表温度の計測地点は杭の日陰です。

すわ!UFO?
05/03/27

発信する情報がありませんので少し遊びましょう。

今朝の長野市ライブカメラにラグビーボール状の水晶体が映っていました。
1分後では少し上昇しています。画像は長野市ライブカメラから拝借しました。

見る方法
http://nagano-city.com の
本日/昨日 1分毎アニメ 10:00→アニメ全画像の06をクリックする

この時点の太陽は画面から外れた右上にあります。水晶体の左下より太陽光線を放射しています。6〜10時までの各アニメを見れば確認できます

 


見ごろは4月17日以降
05/03/29

本日つぼみを発見しました。遅れに遅れています。4センチの残骸残しがなければと思う。
平成13年から洪水もなく、野焼きによる肥料の補給もなく、そこへ昨年のように気温が高く雨も降らないためにサクラソウが弱小のまま終わったことから胆略的に肥料が足りないと相成ったのでしょう。文化財課にどうのこうのと指図できる人材はいないから、多分、歳をとりすぎた、1月からつぼみを持つまでの期間を見ようともしない委託研究員の誤った提言で行われたのでしょう。昨年の不出来は異常気象によるとは考えもしないのでしょうね。
こんなものに税金をつぎ込まれてはかなわん!!!

 





さいたま市で桜が開花した
05/03/31

赤い字は公式データ

13時の地表温度17,4度(14,4) 最低気温1,9度 最高気温15,1度 晴れ 微風

03年は3月16日、04年は3月19日、今年は3月31日。13時現在にはなく、15時に確認できました。この木は毎年、西南桜通では一番先に咲きます。

自生地でも春の主役たちが顔をそろえました。白タンポポ、ヒメオドリコソウ、アマナも一斉に我が世の春を謳歌しています。サクラソウは残念ながら、この陽気が続いて一雨降れば
4月5日ごろには咲くのが出るかもしれません。

 


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