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サクラソウ 4月

新作ご紹介

田島ヶ原のサクラソウについて鷲谷いずみ東大教授が100年前の観察記や大正9年に国の天然記念物指定申請に供した三好学博士の調査報告書と平成の世の実情を無視したインチキ論が一人歩きした現状に警鐘を鳴らす意味で小論文を立ち上げました。たんに、サクラソウは奇麗だでもよく、あるいは、どこかで見かける記載されている環境について嘘に満ちていると知った上で見るサクラソウはまた一味違ってきます。

                       真説 田島ヶ原のサクラソウ

遅いね 今年は
05/04/02

夜間気温が氷点下になることはなくなりましたね。それにしても今年のサクラソウは36年前と同じように遅いですね。3月29日に発見したつぼみはまったく成長していません。気温はまあまあとして、明日降ると予想されている雨が間違いなくあれば、いっきに力がつくでしょう。写真は昨日見てきたものです。この場所は、例年、今頃はサクラソウが顔を出していますが、やがてノウルシの陰に隠れて日の目を見ずに生涯を終えています。今年は撮影場所を記録しておきましたので、同じ場所から隠れた様子を実証します。




サクラソウ 本日開花5輪
05/04/05

赤い字は公式データ

10時の地表温度度13度9, 最低気温1,3度 最高気温17,8度 晴れ 微風

土曜日から日曜日にかけて23ミリの散水があった。自生地の植生たちは息がついたようだ。早咲きブロックは花茎が葉よりも伸びているので正常ですね。昨年のように葉の下の方でヒソヒソと開花しないのはいいことだ。

発見したのが本日ですので本年の開花は4月5日とします。

第2定点観察ブロックでは早くも5輪咲きました。私の旧式デジカメで撮影に失敗していますが証拠ですので掲載しました。

これからは日一日とにぎわいますね。見ごろは20日以降で良いでしょう。16日の土曜日では5分咲きになるでしょう。観察会の皆さんがおいでになってもがっかりしないと思います。
今年は、もしかするとGWでも鑑賞できるかもしれません。38年前と環境が似ています。








花は増えた
05/04/06

赤い字は公式データ

10時の地表温度度21度7,6 最低気温6,3度 最高気温24,9度15時現在 晴れ 南微風

本日は、初夏の陽気でした。今夜から明日にかけて一雨ありそうですね。

中央通路右ブロックの中央で3輪ほど確認できた。黄タンポポは季節どおりに賑わいだした。ムラサキケマンも躍り出た。鴨川べりの土手ではカラスノエンドウも。場所によってはノウルシが群舞をはじめた。本日もアマナはストライキなのか花をすぼめている。邪魔なオギとヨシも15センチほどになった。サクラソウよ、もたもたしていると覆いかぶさってしまうぞ。
急げやサクラソウ

昨年の今日は、散りかけた桜花と咲きかけたサクラソウの競演が見られたが本年は無理かも知れない。

昨日は観察会のグループが何組も見えていたが、本日は10時半現在では皆無である。それでも訪れた熟年カップルや写真愛好者たちと語らいができた。といっても一方的に話しかけるのだが・・

23ミリの散水はお湿りにはなったが潤うほどではなさそうだ。地表面は乾燥しだしている。それほどに浸透性が高いということか。昨日から南の微風が続いている。昨年同様に高気温で無風状態が続けば、昆虫の飛翔が見られるかもしれない。




春は逃走 初夏無血占領
05/04/08

赤い字は公式データ

10時の地表温度度24度21,6 最高気温22,5度 晴れ 北西5m

春はなくいっきに初夏に突入のようです。ルート17号大宮バイパスのケヤキ並木が新緑です。昨日の午前中まで桜は3分咲きでしたが、夕方では8分咲きに、今朝では満開です。
自生地隣接のさくらそう公園の桜も9分咲きです。昨年はさくらそうと競演したのですが、本年は無理でしょう。北西の風が強くなりましたので日曜日で散り行くでしょう。6日の夜から7日にかけて雨があるだろう予想は、散水料を払わなかったためか素通りでした。おかげさまで地表のひび割れが始まりました。

自生地では、6日に7,8輪だったサクラソウが本日では視認できる範囲で100輪前後も咲いています。レンズの許容範囲を超えたところで1m四方にわたって群舞しています。

毎年定点観測で裏切られ通しでしたので、本年は早咲きブロックを定点観測にしたら、なんと、別のブロックが先に咲いてしまった。嫌われてるのかな?

子供の森ではカキドウシも咲き出しましたが、撮影に失敗。

自生地以外では初夏の装いになりつつあるのにだめですかね。諸悪の根源はヨシとオギの4センチの残骸の影響でしょう。力強い植生は何とか押しのけるが、ひ弱なサクラソウはようやく残骸を押しのけたところです。これでは中央通路右側の大ブロックでは咲き出した頃にヨシとオギに覆いかぶされ日の目を見ないでしょう。36年以前のようにヨシとオギやノウルシ以外の植生が遅々としていたのとは違い、サクラソウより遅くに発芽して追い越す現状では、サクラソウに負担をかけない管理がなくてはならないでしょう。
文化財課よ、目を覚ませ!

本日は自生地と県立秋ヶ瀬公園内のトイレを特集しました。豪華なトイレと、簡易トイレが散在しています。水飲み場も用意されています。

ただね、自動販売機やレストランはありませんのでご持参ください。


トイレ特集



残骸のないところは元気に
05/04/10

赤い字は公式データ

9時の地表温度度18度14,5 最高気温23,5度 晴れ 南微風

上の右の方から10日に昨年同様観察会で行きますがどうでしょうかとメールがきた。今年は遅れているから16日以降が良いと返事を出していた。それっきり音沙汰がなく、今日は10日ですので早くに自生地へ様子見に出かけ対応の準備をしていた。

熟年ご夫婦と自生地の一部始終を語っているうちに駅方向から観察会の一団が見え、出迎えてみると朝霞市の皆さんでした。見えられる前に4センチの残骸ブロックの成長の遅さを本日の話題に撮影しかかったとき、朝霞市の皆さんの最後尾にいた小グループから青木さん、昨年はどうも、と声がかかった。上の写真のご婦人でした。

ご両人はご夫婦ではなく、それぞれがいくつもの観察会の世話人でして、昨年は草加市・春日部市の世話人としてお二人が下見に参られた。本番時にはご婦人は別の会で別の観察地とかで見えられなかった。それが今年はご一緒かと彼を見渡したが見えないのだ。

ご婦人の今年は浦和の観察会の今世話人としてきたので、彼は来ません。連絡では10日はまだ早いから遅らすといっていたという。ご婦人の方は会報を出した後なので変更できずに来たのだという。それにしても懐かしそうにしてくれるのでしゃしゃり出たガイドもまんざらではないと感慨ひとしおでした。この会話はせいぜい5分程度、グループは立ち止まりもせずに遠ざかるものですから、七夕の再会のようなものだ。

彼女と会わずにいたら何時までも待ったことでしょう。それはともかく、土曜日とあって満開の桜花見客で身動きができなくなる前にとさっさと退散した。途中でしまった!比較の撮影を忘れたことに気がついたが後の祭り、あの混雑では行くも帰るもままならない。

本日のサクラソウは一段とにぎわっていた。ただし、残骸が少ないか、ほとんどないところだけである。比較の証拠写真は明日にします。レンズの許容範囲内の様子を掲載しました。ごらんのようにどれも残骸がほとんどありません。このことについて賛意を表したメールが来ていますのでご紹介します。

刈った草を取っ払ってあげたいね〜
愛情かけて、どうしたら気持ち良く過ごせるか
考えてあげたら、すくすく育ってくれるのにね。
ま、女性と一緒じゃね。(*^ー^)ノ


写真で見るようにスイバとヨシとオギが早や20cmを超えました。この分では本年も旬の時にこれらの陰に隠れるかもしれない。水っ気も足りずに地面がひび割れている。明日あたりに降る予報に期待したい。午前中は微風でしたが、午後からは6m前後の南風です。

 



待望久しい雨
05/04/11

赤い字は公式データ

10時の地表温度度15,5度14,5 日中気温11,7度12時現在 雨 東5m

今年の桜はチョー短命でしたね。8日の金曜日の午前中は3分咲き、夕方では8分咲き、9日は満開、10日の午後から吹き出した南の強風で夜には花は半分に、11日の午前10時から降り出したシトシト雨で6割の花が消えた。

昨日、撮りわすれた4センチ残骸ブロックのふがいなさの様子をシトシト雨をついて自生地へ。寒いの何のて、東の風7m、水浴びした犬の身震い程度の雨だが、横殴りでした。時間がたつにつれて気温はだんだんと下がっています。12時現在では朝方より5,2度も低い。

昨日の陽気で平成14年に、種から苗を作って栽植したブロックでは花1輪しかなかったものが花もつぼみも、まるでマジシャンのマジックのように増えていた。記念碑の周りもにぎわっていた。ああそれなのにそれなのに4センチ残骸ブロックでは昨日同様に侘しいものです。

さいたま市役所の関係者と思わしきものたちが当サイトを閲覧しているのですから、来年こそは、しがらみにしがみついた姿勢を改め、すでに老害を発生させている老委託研究員のすげ替えを行って生きている実情を勘案した取り組みを切に望みます。

↓の写真はレンズの許容範囲内のものです。許容範囲外では広範囲に広がっております。この証拠写真を見てもなんとも感じないようでしたら、さいたま市は天然記念物を抱える資格はありません。なぜなら、これらが開花したとき、ノウルシやヨシとオギその他の植生の影に隠されて来訪者の目に付かない。このことについて老委託研究員は平成14年、私にサクラソウは6月まで咲いているよ、と言いのけた。見えていないサクラソウでは咲いているとは言わないものだ。見えてはじめて咲いているといえるのである。見せることが、遠方より来る皆さんへの最大なるもてなしと考えます。






残骸がない第2自生地は
05/04/12

赤い字は公式データ

14時の地表温度度8,5度,0 雨 北2m

4月というのに日中気温が8度以下、昨日からの雨はシトシトと続いている。およそ13ミリ。
小雨の中で自生地へ。到着と同時に大粒の雨。車でいける入り口に第2自生地がある。ここは昭和50年以降に移植したもので、しかも、残骸はきれいに取り払われていた。2月の写真を参照。阻害するものがないと順調に成長する証です。ほぼ満開です。全株の3割しか咲かないからこんなものです。詳しい様子は雨が上がってから改めて。


↑↓の違いが上の第2指定地のサクラソウと11日のカットとして現れます





初夏 冬 また初夏
05/04/14

赤い字は公式データ

11時の地表温度度19度15,9 最高気温18.8度 快晴 南2m

今年の冬はしぶとい。おかげさまでサクラソウは抑圧されて発芽が遅れ、ようやく顔を出せば遅れてくる他の植生と鉢合わせして、満開に近い第2指定地ではすでに他の植生のカーテンの中に。桜も散りかけたが、ここ2日間の真冬の陽気でサクラソウと競演ができた。

従来指定地では所々にぎやかになった。この分ですと16日17日では多少見ごたえがありそうです。正午過ぎから南の風が4、5m吹き出して心地良い風がじっとしていると冷えるほどに。願わくは18、9度の陽気が続いてくれると他の植生の成長を抑えられ、サクラソウが引き立ちます。でも、自然は思うようになりませんね。

















サクラソウはだいぶ賑わってきた
05/04/15

赤い字は公式データ

11時の地表温度度21度17,8 最高気温21.7度 快晴 南2m

さくらそう祭りに向かっての準備も完成に近い。サクラソウもがっかりしない程度に増えた。中央通路の突き当たり左側にあるブロックは最盛期を迎えています。残念ながら10m先にあるので近くで見たい向きには不満かもしれない。定点観測している4センチの残骸残し
ブロックはようやく7株が咲きました。レンズの許容範囲外は未ださびしい。早咲きブロックはまだ早いのか花が少ない。

完全なる見ごろは当初予想の20〜25日で正解です。

花びらの4枚ものが早くも現れました。あるご夫婦がニコニコと私の顔を見て近づいてくる、私は偶然に出会った植物に詳しい方(昨年、東京の3姫をピクニックの森に案内した折、そこで出会い、その日の観察にご一緒した方)と難しい話をしていて、おっかない顔をしていたのか、恐る恐ると声をかけてくれた。昨年、私の一方的なガイドで3片4片6片7片を知り、本年はこのご夫婦から花びら6枚を教わりました。残りは3枚と7枚です。

本日は文化財課主催の観察会と見えて委託研究員が案内していた。目の前に来たときに今年も肥料にと4cmも残したのですかとたずねると、わしは知らん、業者がしたんだろう、とにべもない。その部下が付きっ切りで見回っていたと証言しているのにです。このことを植物に詳しい方が尋ねた折に話したそうです。税金の無駄使いも甚だしいですね。

なぜこのようになるのか、それは固定観念で物事を処理しているからです。自生地はこうだというように。実状は一切無視している。

サクラソウは固定観念の被害で遅々としている間に、シロウボウエンゴサク、ツボスミレ、
アリアケスミレも咲き出した。アマドコロも2、3日中に咲くでしょう。サクラソウを見せなくするノウルシの今年は成長がにぶい(丈が低い)。こうなればオギとヨシの成長を半月おさえてくれれば百花繚乱となるのだが・・・


昨日あたりから花と祭りサイトで当方をご紹介いただいております。
そこからかれこれ30人ほどご訪問がありました。
御礼の手立てがありませんので、ここより花と祭りサイトの管理人さんに厚く御礼を申し上げます。



















固定観念の弊害を考える
05/04/17

赤い字は公式データ

4/17 15時現在気温3度 晴 東3m

4/16 最高気温17.2度 曇り時々晴 東4m

本日はさくらそう祭りで車は入れませんので自生地参りは2日連続の休みです。
あっ、いかん、昨日も見えられるグループがあったぞ。リーダーの方、ごめんなさい。最近はこのように抜けてしまうことが多くて遺憾。

昨夕、2時間に渡ってにわか雨が計3ミリ降りまして、気温も5.4度に下がってお湿りと低温で他の植生の成長を抑えられたかな?

深夜にうわさしていた東京の3姫のうちの2姫のリーダーからメールが入っていた。16日にメールで17日に行くと連絡の予定のところ、相棒が17日では不都合ということで急遽連絡無しで16日に自生地へ。ジェロニモはいないかと探したそうだ。

こういうこともあるのだから、気を引き締めて日参せにゃならんと肝に命じた、が、予定通り本17日の自生地参りは休むことにした。

平成13年では、委託研究員のもとで調査事業?にかかわっているのは5人のご婦人。
シーズンが終わっても自生地および隣接地の植生の撮影を私は続けていた。翌年の初秋になると挨拶してくれる熟年男性がいた。仮にA氏としよう。そういえば今年から新顔の調査事業?に加わった方だな、と。植生に詳しそうなので色々尋ねるとハンドブック写真集を開いて説明してくれていた。つまり、好きではあるが未だ途上国程度と見ていた。そのA氏が昨年あたりから調査事業?開始前から自生地に出向いてはパンフなどを配布したりガイドを買って出ていた。写真集は用いなくなっていた。自生地の歴史も言及するようになった。その語り口は委託研究員そのものだった。

本シーズンもA氏が遅れてやってきた。A氏は委託研究員を崇拝しているようなので、柵から奥行き3mの範囲にあるノウルシが10センチ前後になったら高枝バサミで摘み取れば、再生するがサクラソウを覆い隠すほど成長しないからやってみてはどうか、先生にそれとなく耳に入れるよう提言したが、A氏は即座に、無理だろう、と言いのけた。

それが、昨日、1年ぶりで出会った植生に詳しい方との2時間近く観察しながらの会話の中で、A氏を指差して、ノウルシは地下深くに根があって、浅いところに根を張るサクラソウとは競合しないといっていたが、どう思いますかとたずねられた。

昨年、ノウルシの根はどうなっているかを自生地やピクニックの森のノウルシの根を撮影していた。地中深くとはどれほどをいうのか知りませんが、ノウルシの根には輪根と単根があります。いずれも直径が2cmほどあって、地表から1cmのところに根の上部があって、直径2cmの下部を含めると地表から3cmまでの空間に根はあります。これをもって地中深くというのだろうか。

一方、サクラソウは地中1cmのところに元根があって、そこから毛細根が3cm強も地下または四方にに伸びています。この状態から見れば競合しているのは明らかです。図参照↓

上の図の赤い線と文字は少しずつ黒ずんでいきます。やーだね。
それがなぜかファイルまでが消えHP上に反映しない パソに妖怪が住み着いている?
やむなく泣き泣き作り直した

こうして固定観念だけが先走って実状を省みない。
地下根の位置がだいぶ違うとして、成長期が一緒の場合はどうなるか、それはどうでも良いらしい。

昨年もこの件について読者に嫌われるほど写真を添えて再々度説いてきましたが、効果がないようなので再度取り上げます。というのは、さいたま市役所独特のサーバーから当サイトをひっきりなしに見ているからです。

14日の、サクラソウが隠れちまったを見てください。競合するからサクラソウがノウルシの繁みに入るのです。これでは光合成ができません。そのことを
「ガーデンライフ・東京山草会」共編の『野生のサクラソウ』
昭和52年4月20日発行「サクラソウ作り5つのポイント」大垣晃一さん(元高校教諭)が次のように書いています。

そのときの照度は、葉の位置とおなじくらいの高さ、地表から20cmのところで、
    オギ群落下    約3000ルクス
   ノウルシ群落下     
  約 700ルクス
です。オギと共に生活しているときは生長が良好で、毎年花を付けて共存が可能ですが、ノウルシと共に生活するばあい、光量不足で生活に必要な光合成量が得られず、生存競争に負け、やがて衰退します。


これは、サクラソウがノウルシの繁みにもぐりこんだ場合は照度が700ルックスしかないということです。サクラソウが隠れちまったを見てください。あの中にはサクラソウがいっぱいですが、来訪者からは見えません。ということは生存競争に負けているのです。
(ただし、これはオギとは共存できるということであって、見えなくなるのはノウルシと変わり無いことは言うまでも無い)

皆さんがおいでになったとき、中央通路入り口の右側を見てください(記念碑のカットを参照)。一面のノウルシです。ここは、昭和42年から45年まではノウルシはほとんどなかったのです。それが35年後ではノウルシヶ原になっています。

委託研究員らは一応専門家という肩書きを持って、昭和54・55年(1979・78)にノウルシの除去実験をしています。結果は失敗でした。

書物に目を通すのは大変に苦痛ですが、間違いがあってはならないので
浦和市教育委員会発行の【天然記念物指定70周年記念論文集】に目を通して見ました。

佐伯敏郎 東京大学名誉教授 理学博士(1990年当時)は、処理時期が遅い(4月30日以後)と指摘しています。

私に言わせれば、委託研究員を含めた5人は素人の域を出ていないのです。専門家であればいくらかは植生の営みをつかんでいなければならない。それ無しで実験に取り掛かって、ある実験区ではサクラソウも大きな被害があったそうだ。

こういうことだから、シーズン中に生育調査と称してサクラソウをふん付けて調査する無神経が納得です。

ど素人の私さえが、ノウルシが10センチに成長した段階で地上に出た部分のみ除去すれば、再生に時間がかかって繁みを作りきれない、これであればサクラソウの光合成は妨げられずに花を咲かす、これを毎年やり遂げればやがて衰退すると考えられるのに、雁首をそろえた専門家と称するものたちが考えられないとはこれいかに。

偶然にも記念論文集の佐伯教授も同趣旨の記述がある。
――生育期間の短いノウルシの勢力をそぐのは簡単である――しかし、ノウルシの黄色があってこそサクラソウのピンクが映えることを思えばそのような干渉は慎重でなければならない。ただ、両種の接触点やノウルシの集団間に取り残されたサクラソウに力を与えようというなら限定的にやることには意味がある。――
ところが、委託研究員の手によって実施された記録はない。失敗したことで肝を冷やして
固定観念だけで税金の無駄使いを続けているのだろうか。彼は専従員なんだからね。

A氏の言葉が委託研究員より仕入れたのであれば、固定観念のみで行動する、もはや老害の何ものでも無いといわざるを得ない。

ノウルシとサクラソウは競合関係にあって、常にサクラソウは不利な立場にあるのです。
その証拠が、中央通路から右側一帯にあったサクラソウは消滅したかノウルシの繁みに隠れてしまったことです。

昭和43年、44年では↓の一帯のサクラソウを背景に、各新聞社が女性モデルを何人も引き連れてサクラソウをふんつけながら撮影しているのを私が抗議したほどサクラソウはあったのでした。今は当時のよすがを忍ぶべくも無い。

 
 

文化財保護課および委託研究員に実状に見合った対応を切望する


平日なのに人出が多い
06/04/18

赤い字は公式データ

 10時現在気温12.9 晴 東3m 最高気温16.6度

本日はひんやりとした空気ながらさわやかでした。本年度初の生育調査の初日。二手に分かれておよそ10人がかかっていた。毎年観衆注視の中で行われるのだが、教育的ではないね。関係者であればふんつけても良いかと来訪者は眉をひそめる。どれだけのサクラソウがつぶされているか知れたものではない。あるグループのご婦人たちが作業員に何をしているのですかとたずねていた。私を指差して作業員はあの方が詳しいのでと逃げた。

見覚えのない別の作業員に挨拶したところ、逆に、がんばってますね、といわれた。昨年から参加とのこと、でも、あなたは有名な方ですから知っておりますよ、だと。喧嘩太郎で有名なのかな? 国からの補助金狙いで行っているのであれば、補助金頼みというこすからい魂胆はやめるべきだね。3市合併で市長と議員らの月給が30〜40%も増えた。これを元に戻せば年間管理費は余るはずだ。天然記念物をお金に結び付けるべきではない。
さいたま市の名誉がなきます。


補助金無しであれば、毎年の生育調査の必要性はなくなり、必要であればある区画を選定して目視ですむはずです。

 ↓の作業風景についてのご意見をお寄せください

東京の2姫からメールで白いサクラソウの写真が添付されていた。昨年にあった4株が今年は見えない。盗まれるのではないかと気にしていたが、やはり盗まれたようだ。その他にはないものと思っていたので、2姫からの写真でびっくり、そこで本日はどこにあるかと探し回っていた。すれ違うカメラマンの何人かに挨拶された。私には記憶はない。多分、毎年来られていて私と口は聞いていないが、なんせ、ジェロニモもどきのお面相ですから一度見りゃ一生涯忘れられない顔だからでしょう。

15日に発見した4片サクラソウがまだ健在でしたから道行く方々に教えまわっていた。
中には、色々と質問してくる方もいます。そうなると口角泡して熱弁を振るいます。たちまちひとたまりができます。話はいつも、サクラソウを保護する目的は何か、何人も未来永劫に鑑賞できるようさせるためではないか。しからば、見えない状態にして何が保護か、素人意見はまるで見向きもしないなら、小額ながら市民税等を払っているから、税金の無駄使いで叩くしかない、と言う結論に落ち着く。

話を聞いていてホームページのURLを教えてと男女いずれからも求められます。本日も熱弁を振るっていたところ、中々立ち去らない熟年男性の3人組がいまして、昨年も色々教わりましたと中の一人が親しそうに話します。お仲間の一人が青木さんですか、○○さんに
ホームページを教わりまして見させておりますと挨拶。うれしいですね、喧嘩口調しか能がないのにね。落ち着きのない私は話が色々に飛びます。

2姫が写した白いサクラソウはどこかと探しているんだと話していたら、別組若手の男性からどこそこにありましたよと教えられた。件の3人からもありましたねと指差してくれた。そこへ↓の最後のカットのご夫婦からも青木さんですよね、と。その様子は↓の写真説明を参照してください。

どアップで掲載予定でしたが、旧式のデジカメ(画素数が少ない、ファインダーがなく見にくいモニターと物が二重に見える目ではろくな作品ができず、アップに耐えられない、ピントはカメラ任せと思うのだが、これがまた当てにならない)ではやむなくサイズを縮小しました。生産性があった10年前ですと遠に買い換えているのですが、ルンペンの現状では懸賞屋
(コンテスト狂)ではないのでネットに載せるだけならそれほど支障はないと我慢している。

2日休んだだけで見違えるほどサクラソウは見ごたえが出ました。つぼみを持っている株の40%しか咲いていませんが、今週末は最高でしょう。

4片サクラソウも、今までは気にも留めなかった別のブロックでも連荘がありました。それらを見つけながらの鑑賞も楽しいものです。

GW期間はどうかなと思いましたが、どうも、ヨシとオギが25センチほど伸びていますから晩生ものは本年も無理かな?確定情報は22日に出せそうです。
昨年は記念撮影を嫌がったが、マスクがあるから
わからんか、ということで撮影。本日、ご夫婦から
声をかけられたが帽子の色しか記憶はなかった。
このマスクではね。



何時おいでになっても良いですよ〜
05/04/19

サクラソウがあるところはすべて花が咲いています。開花待ちのつぼみは40%ほどありますが。本年も昨年同様に丈が低い、花が小さい。その原因は

平成11年からそれまでしていた野焼きをやめて刈り払いに移行してから、肥料にと竹の子の子分もどきの残骸を8センチも残し、
それまであった環境を変えることは、それまで生活していた植物たちの生活が脅かされて弱小化して、平成14年からできるだけ取れに変更 して立ち直りかけたところへ、昨年の冬無し雨無しで痛められ、ご丁寧に本年またも 刈り払い残骸を4cmも残していた。


本年の3月まで冬が居続けた上、月間降雨量が20ミリ、4月も19日現在までは44ミリながらそれまでの乾燥を癒すほどにはならず、地面がひび割れるほど乾燥している。

環境の変化(野焼きによる灰の肥料、なくなった洪水による滋養分)でサクラソウは面食らっているのに生育の阻害にならないよう気を使わなかった。特に、季節が一月も進んでいる変化に対応することなく、百日が一日のごとく、旧来の固定観念で管理のための管理しかできなかった。

以上が原因と考えられる。


この点は、ノウルシも例外ではなく、丈が低い(30cm未満)、直立して葉は広がらない。
本年も花が咲かない株が三分の一もありそうです。自生地全面の黄変(開花)はまだです。したがいまして一斉開花時に発する香りはもう少し後か、無しに終わりそうです。

本年のサクラソウの発芽確認は3月9日に2株、後から発芽したものが4月5日に5輪も花開くが、なぜか遅々として進まない。まるで、気候にかかわりなく何日たたないと開花はご法度だとサクラソウの国の法律でもあるみたいだ。気候にシンクロしない頑固者のようです。

そこへいくとノウルシ以外の植生は気候にシンクロして成長するようなのだ。カラマツソウ、スイバ、ヨシとオギはいつの間にか4月初旬(5年来)に30cmを越えている。この分ですと、一雨来ないと昨年同様に25日以降にサクラソウはかくれんぼうしそうな気配である。
大判写真参照(槍状)


昨日お願いしていた生育調査作業についてご意見くださいと呼びかけましたところ、早速ありました。どしどしご意見をくださいね。

送信者: "ゆみこ"
宛先: "青木実" <sakuraso@jcom.home.ne.jp>
件名 : 青木実さま 日時 : 2005年4月19日 1:06

生育調査を行って結果をどのように生かしているのか聞きたいものだ!
折角かわいくきれいなものを見に行って,あんな光景を見せられたら怒り心頭!

ゆみこ

 
サクラソウの花の中心には白い淵があります(左)。右は淵無しの珍種です。



サクラソウ 今年も出来が悪い
05/04/21

赤い字は公式データ

 12時現在気温19.7 晴時々曇り 微風 最高気温21.2度

昨日の15.6ミリの雨で勢いづくかと出かけた見るがぱっとしません。前半でバラバラ降りながら計44ミリの降雨があったのですから、昨年の1月から降雨が30ミリよりはましのはずだった。ところがふたを開けてみれば↓の比較画像のような出来の悪さです。

理由はいわずと知れた4センチの残骸残しの影響でしょう。地球温暖化の極にいたときに人為的に極端な環境変化(野焼きから刈り払い、残骸を肥料にと8センチ前後も残した)をもろに受けて戸惑っている間に、他の植生は気候の変化に順応できて、35年前では4月末に顔を出すヨシとオギ、スイバ、ノカラマツその他が1ヶ月進んだ気候に順応して4月の頭には顔を出している。こうなると弱小化したサクラソウは背丈の高い連中の陰に隠れる。

本来は、他の植生が目覚める前に一族の繁栄を謳歌していたサクラソウは頑として変化についていく気配はない。それでも昨年のような雨なし高気温ですと一応は1月に発芽するが大半は旧態依然として4月に固執していた。雨が1980年台のように4月の月間降雨量が100ミリを越していればどうなっていたかわからない。本年はそれを確認できるチャンスだったのを、またもや4センチ残骸残しで痛めつけてしまった。と言えるでしょう。

ノウルシも気候に順応して一昨年の12月29日には芽を出していた。本年もDNAの変化からか12月24日には発芽していた。ところが1月から低温続きで本年のノウルシもぱっとしません。昨年同様に開花しないで枯れだしています。この季節の変化に管理業務はついていく気はなく、あたらサクラソウとノウルシの弱小化に加担している。

本年の見ごろは今週末の23、24日です。

これを過ぎるとヨシとオギやカラマツソウのカーテンの中に入り込みます。GW期間中はそこかしこに見えはするががっかりする方が大でしょう。大判写真ですでにその片鱗が現れています。
05年度のカットを同じ写角ですとサクラソウを識別するのが困難ですので多少望遠で撮影しています。それでいてこの寂しさです。もちろん、全然影響のないところは元気です。しかしながら、そこも弱小には違いありません。

今咲いている株はそれで一生を終えると言う。咲いていない株が来年の全体の3割だけ咲きます。何年もので咲き出すかは不明です。私には。ですが、02年度のカットは3月末にすべての根っこを掘り起こして、4月の頭に種から苗を造ったのを植えたものです。植えた年にごらんのように見事な咲きっぷりです。こうしてみると何年ものでないとだめということはないようですね。

私が幾多の提案を文化財保護課の担当官や委託研究員にするのですが、その都度、指定地だから手をつけられないと一蹴されます。それでいて、02年度のカットのようなことは
平然と行われるとはおかしなものです。手をつけられないと言いながら委託研究員の手によってサクラソウとかかわりがない他の植生移植や、刈り取りもも行われているのです。
そんなことが出来るのであれば、ノウルシによって不利な環境にあるサクラソウにもっとも適した環境を作ってあげる意味で、10センチに伸びたノウルシの除去がなぜ出来ないのかね。論理破綻の管理と言わざるを得ない。

話によると、指定地には研究員を置かなければならないらしい。それゆえ40年前からシーズンになると高校生を引き連れて生育数調査をしていた委託研究員が高校を定年退職後から専従員にしたという。そこで応用能力がまるでないものだからおかしなほうに流れている。温暖化とは、どの程度の気温の変化があるか、自生地にどれほどの影響を与えたか、肥料として8センチの残骸を残して肥料足りうるか、8センチものど硬い残骸をサクラソウが苦もなく押しのけられるか、なんら研究もせずに押し進めたらしい。保護課としては替りがないから泣き泣き我慢していると聞いた。昨年は何で3cm程度で花が咲き、開ききらずにしおれたか、これの観察がないから胆略的に肥料が足りないと、それで4センチも残して肥料にしたのだろう。サルのほうがよっぽどましなことはしますね。

↓のカットはまさに頓馬なことによって被害にあったブロックである。サクラソウは苦しみぬいてようやく太陽が拝めたが、ときすでに遅し、招かざる客人が場を張っていたのではこの世の春は望むべくもない。近々1980年からの5年間と2001年からの5年間の気温、降雨量を比較し弱小化した原因を取り上げたい。



本日は風媒受粉日和
05/04/22

赤い字は公式データ

 12時現在気温18.1 晴 北烈風 最高気温18.7度

08時ごろ、寒冷前線の通過なのか一天掻き曇って雨がぱらつく。09時半頃から雲が取れ快晴と同時に北の烈風に変わる。正午の自生地は北の風が10m前後に吹き荒れる。この烈風でサクラソウの風媒受粉が始まるであろう。そういえば昨日、茶色に黒点がある蝶が1頭サクラソウの蜜を吸っていた。あるグループに解説しているところだったので全員が目撃する。およそ1分だった。気候も良く風もなかったから昨年と同じ柄の蝶が蜜を独り占めしていた。急いでカメラを取り出すが駄目デジカメゆえに本年も撮影に失敗。

本日も生育調査をしていた。お昼休みに作業着姿の女性作業員がカメラ片手に自生地内をのし歩いて撮影してた。居合わせた来訪者たちが一斉に非難の声が上がる。そこで私は大声で止めるよう怒鳴った。居合わせた来訪者の中に元公務員の方がいた。↓

 

元公務員さんは思わず、調査は早朝か人がすくなる夕方にすれば良いのに。で、私の話。あれは生育調査なんかではなく失業対策事業なんだろう。

元公務員さんの話が続く。来訪者の気持ちとしてはもっと見えるようにしてほしいね。

弱小弱小と念仏のようにぶつぶつ言って来たが、過去との比較は出来ないが、現状の様子を尺で表現してみました。葉の丈は10センチ以内。花までですと17センチ以内。花の大きさは1,8センチ以内。これがどうして弱小か。大垣晃一さんに代弁していただこう。

「ガーデンライフ・東京山草会」共編の『野生のサクラソウ』
昭和52年4月20日発行「サクラソウ作り5つのポイント」大垣晃一さん(元高校教諭)が次のように書いています。

――そのときの照度は、葉の位置とおなじくらいの高さ、地表から20cmのところで――

35年前で葉の丈が20cm、花茎が葉の頂上から10cm出まして計30cmになります。弱小の意味がお分かりいただけたと思う。



そろそろ飽和状態かな?
05/04/23

今年のサクラソウは悪いまま終局に向かっています。花の命は1週間程度で白茶けたり、またはしおれだしています。4月現在の降雨量は60ミリですので水分不足とはいえない。
原因は二つ考えられます。

1) 昨年の高温と雨無しで大半のサクラソウは弱小のまま生涯を終え、次世代のための
  栄養補給のないまま弱小または栄養失調に定着
2) 本年はそれに加えて肥料にと刈り払い残骸を4センチも残して発芽を阻害し、日の目
   を見たときは時機を失した

3シーズン目になる来年は、よほど気配りしないと洪水で運ばれる滋養分の補給は途絶え野焼きによる肥料も得られないのですから楽に発芽して成長できる環境を保ってあげなければならないでしょう。

具体的には、サクラソウ以外の植生は温暖化に反応して過去の平年より1ヶ月も早く活動しているので、遅々としているサクラソウに楽に発芽と成育が出来よう人為的に手を差しのべる必要があると考えます。それには刈り払い残骸を跡形もなく取り去ることが肝要です。

それと重要なことは、老害を撒き散らしている委託研究員の交代です。
彼は、国からの助成金を受ける条件として研究員を置く取り決めがあって、代替が難しいことをいいことに文化財保護課に対して、彼の言う条件を飲まなければ辞めると平成15年にごねて絶対的な既得権を確保して、実情は無視して個人的な趣味で自生地を弄り回している。これらはサクラソウとはかかわりのないものである。

辞める理由は、予算の関係で保護課としてはシーズン期間中だけの管理を希望、ところが彼はそれでは飯の食い上げですから、年間管理の条件を突きつけ、受け入れない場合は平成15年の6月20日に辞めるとしていた。私はてっきり止めたものと思っていたところ、
同年の7月に現担当官と作業を請け負った業者を伴って夏場の整地を指示しているのを
目撃、
先生、6月20日に辞めたのではないのですか
と声をかけたところ、
ワシは復帰すると一度も言っていないよ
と担当官の顔を意地悪く見据えていた。この件は03年度にも書いています。
納税者である一市民の私としては老害のために税金の無駄使いでしかなく、見過ごすわけにはいかないのである。


↓の大判写真はいずれも平成13〜15年よりも数が少ない。







 

18日に掲載した田島白について、道行く方々に紅白ではなく二株からなっていると説明していましたが、昨日の烈風でどうも一株のように見えたので本日は角度を変えながら撮影してみた。驚きましたね。一株でした。おまけにある1輪はピンクが3弁、白が2弁の正真正銘の紅白でした。間違った説明をお詫びします。

3、4、6、7片の花びらは突然変異によるものと考えていた。それがあるブロックでは翌年も現れていた。ところが、昨年、別のブロックで発見したダブル4片や3片と4片、6片と7片の混合ものは今年は見えない。毎年現れるブロックでも、同じ株からといよりは別の株の突然変異かな?と。突然変異は1代限り?



予想をうわまる韋駄天ぶり
05/04/24

赤い字は公式データ

 10時現在気温14 晴 微風 最高気温18.4度

昨日よりも今日のサクラソウは一段と終局に向かって進んでいます。早朝気温も6,3度と低く、日中も14時現在で18,4度、南南東の風3mながら冷たい。びっくりするほどの高気温ではないのに19日に一挙に咲いた花はもうすでに白く変色し、あるものはしおれだし、ほとんどのつぼみが咲ききっている。サクラソウの命は本年の桜花同様に短命だ。本24日が見ごろと叫びましたが、ノウルシに隠されていないブロックの半数はヨシとオギやノカラマツのカーテンの中に。

10時から12時までの一般来訪者の数は少なく、時折大きな自然観察会の皆さんが、時間とコースを気にするのか通り過ぎるだけである。

数少ない来訪者の不満を吸収して管理にならない管理について熱ぽく語り、その中で同じ市民の方が税金の無駄使いについて賛同をいただき共に戦うと誓ってくれた。そして本日も紅白のサクラソウを教えまくり、そのとき、私の話に話を挟んでいた熟年男性カメラマンが質がぜんぜん違うのに気づいて、なぜか私のまわりから離れない。いなくなったと思ったらすっ飛んできて白いサクラソウを発見したと伝えてくれた。ありがたいですね。こうして来年も会えたら間違いなく声をかけてくれるでしょう。もっとも、私が生きていればの話ですが。当年79歳、あと何日残っているかはわかりませんからね。

今年も、シャッター切っているカメラマンに声をかけていた。はあ?と振り返ったその方はカラオケボックスのカラオケ著作権料で、日本音楽著作権協会との訴訟合戦で戦っていただいた弁護団の一人でした。先生は40は越していると思うが、たまの休みになるとカメラ片手に野や山を駆け巡って撮影している方で、とてもじゃないが婚姻に持ち込む暇がないよと独身貴族を楽しんでいる方です。昨年もお会いしていて本年は二人きりで語ることができた。

話にサクラソウの歴史や生い立ちについて語ってくれたのが、鷲谷いずみ東大教授の本からの内容であった。つまり、弁護士といえどもインチキ論に染まっていたのだ。そこで実はインチキ論を叩いているのだと、その根拠を示し、カラオケ裁判のときの私の冴えを知っている方ですから、納得してくれて、名誉毀損で訴え出るよう仕掛けているのでその節は先生また力を貸してねで大笑いだった。先生いわく、それだけの根拠を示されたら動きが取れないだろうから裁判はないでしょうと。自生地参りは私の命の泉ですね。



 



趣旨ご賛同メールのご紹介
05/04/26

送信者: "k-kumagai" <kumagai-k@mtd.biglobe.ne.jp>
宛先: "青木実" <sakuraso@jcom.home.ne.jp>
件名 : メールの再送について
日時 : 2005年4月26日 13:01

※4月22日仕事先から、メール発信しましたが、エラーが出てしまい、
 もしかして送信されていないかもしれませんので再送信します。

毎日の情報発信、お疲れ様です。
今年はあいにく、まだ自生地を訪問しておりませんので、
毎日のホームページが頼りで、楽しみにしております。

自宅のサクラソウは、まだ二分咲き位と、今年の成長は鈍いですが、
交配した新花がポツポツ開花し、毎日5時起きが楽しみな日々を送っています。

ところで、自生地の開花が少ないようで心配ですね。
サクラソウを生育しているものとして、考えられることを述べたいと思います。
園芸種(原種も含んで)のサクラソウも、自生地のものと性質に大差無いと思いますので、考えを述べさせてください。

まず、サクラソウの性質について言わせていただきます。
○ サクラソウは基本的に、株で増殖すると言うことです。種子での繁殖は僅かです。
○ 乾燥を嫌うこと。(本来の自生地は、湿潤している草原の淵付近や雑木林と草原の境付近の、湿って、かつ水はけの良いところに自生しています。)
○ 開花株は、今年咲いた1株は、開花後、急速に新しい根(新芽)が伸びだし、来年用の芽を2〜5芽作ります。(このため、開花後の5月〜6月に日照に良く当て、新芽を腐葉土や土で覆ってやらなければ、衰退します。)
※ここがもっとも重要な季節で、ヨシ残骸を残すと言うことは、一見、正解なのですがこれが腐食し、新芽のためになるには、水分と長期間が必要になります。
ヨシが腐食するのは何年掛かるでしょうか?乾燥地で…よって、田島が原の自生地で必要なのは、開花後の増し土(園芸種ではこう呼びます。)と水分、日照が必要になります。この用件がそろうと、急速に株が増殖することでしょう。

増し土は、サクラソウの株元を1センチ位の土、腐葉土、砂など何でも良いのですが、覆ってやることです。
そうすると、極端な話、肥料が無くても、2〜3倍増殖します。
また、株は、今年咲いた株はかれてしまいますが、新しい芽が2〜5芽出来ますので、毎年、2倍以上は、株が増えて行きます。(花の咲かなかった株も、来年には咲く株に成長し、2芽以上に増えます。)

自生地の保護について、以前にも申しましたが、
保護が目的か、観光が目的か、により、対策がまったく異なってきます。

◎ 保護が目的の場合
  硬直化した規制では保護が図れないことはもちろん、このままでは、確実にサクラソウは衰退します。
  自然界では、人の手が入らないため、植物にとって良い環境のところは生育が良く、増殖し、悪いところは絶滅します。
  よって、田島が原は、自生地のままで残すのであれば、前述のとおり生育に良い環境ではないので、確実に衰退します。
  〔理由〕
  昔のような洪水がなくなり、根元に掛かる土が望めないこと。
  他の植物の侵入により、サクラソウの日照量が減衰すること。
  雨が少なく乾燥し、生育によくないこと。

◎ 観光目的の場合
   自生地の一部を、保護区として研究する場として残し、他の場所は、観光用に手をいれ増殖し、華やかな大群落を形成すること。

この二通つのどちらかにになると思いますが、私は、自生地に来る人の本当の気持ちとして、観光目的に切り替えた方が良いと思います。

株の増殖調査と称して、無神経に自生地に入って調査する必要がどこにありますか。
調査しても、調査記録が残るだけで、何の対策にも、研究にもなりません。サクラソウの性質を知っていれば、前記した対策を実施することにより、確実に増殖します。

以上、私が感じたことを述べさせて頂きました。

なかなか世論が後押しをしないと、物事は進展しないと思いますが、多くの方が関心を持って貴殿のホームページをご覧になっていることと思いますので、これからも、観察を続け、情報発信をお願いしたいと感じております。

まずは、私見を述べさせて頂きました。

鴻巣市 熊谷
 

GW期間中は残念
05/04/30

赤い字は公式データ

 10時現在気温20.4 晴 微風 最高気温23度

24日は気温が低い割には体が火照って家内の注意にもかかわらず油断して風邪を引く。26日にいたって主治医よりいただいていた抗生剤のクラビット錠を、朝昼夜朝と各1錠ずつを服用する。これだと間違いなく排尿困難をきたす、案の定、27日21時では死ぬほどの苦しさからかかりつけの総合病院へ、管をいれて尿瓶1本分を抜く。翌日は毎月の定期健診日で泌尿器科の主治医に管を抜いてもらう。嫌だね、この先うっかり風邪も引けません。

やっとの思いで本日4月の最終日に自生地へ。冬が3月まで居座っていたからGWに期待したがほとんどはヨシとオギのカーテンの中に。見えているところも変色を始めていたり、しおれだしています。それでもはじめて訪れた方は感激しているようです。チョウジソウも咲き出していた。

ある掲示板で散々自生地を売りつけ、それにつられて東京からやってきた方たちが感激し、田島白を3箇所見つけたとその掲示板で報告していた。

私は2箇所しか知らない、探しながら3片ものはないかと物色していると、おにぎりをおいしそうに食べている若いお父さんが目に入る。傍にはそのお嬢さん、でしゃばりの私はおいしそうですねと声をかける。そこからお嬢さんのために5年生の国語教科書にサクラソウが載っていて実地見聞に来たことを知る。ならばと、4片とW6片を見つけて教え、さらに田島白と、そこへ熟年ご婦人から白いサクラソウがあるよと教えてくれた。3箇所目だ。お嬢さんが4片を発見したとお父さんから声がかかった。とうとうお嬢さんはサクラソウの観察名人になったのだ。

駆け足でおおよそのサクラソウの本当の生態をまくし立て、私のHPと教科書のサクラソウとどう違うかの感想をメールしてくれるようお願いしておいた。断片的ですが、昆虫、絶滅するとあるそうですから鷲谷いずみ東大教授のインチキ論が未だ大手を振ってまかり通っているようだ。そうだとすれば嘆かわしい。

本日を持ちましてサクラソウ情報発信を終了します。
皆さん、ありがとうございました。5月はその他の植生を逐次取り上げますのでまたもお付き合いのほどをお願い申し上げます。









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