3月へ    もどる  花期・道順  年頭に当たって  トップページ  

サクラソウ2月

田島ヶ原の花々 2006年度

 2月の目次 
時節は駆け足だ〜
火事と遭遇
オーディション失敗
サクラソウ発芽第2号
2月というのに3月の
末日を迎えての雑感

時節は駆け足だ〜
06/02/01

早いっ! もう2月だ 本1日は忙しい一日だった 最低気温3.4度 最高気温19時5.1度
朝からシトシト雨 15時から本降りに 20時現在の総雨量は42ミリ 締めくくりにドカ〜ンと一発 震度3の地震 サクラソウに目覚めを促したかな?

富士山頂の気温もぐんぐん上がって17時現在−5.4度 19度も上がった 明日はクリームたっぷりの富士山が見られるでしょう

ここ2、3日の日中気温は10度を越えた 気象庁の発表を逆に読めば1、2月は暖冬です 明日にでもサクラソウの発芽が見られるかもしれないね わくわくします

火事と遭遇
06/02/02

高気温が続いた後の昨日の大雨で賑やかになったかと自生地へ 一天掻き曇った空の撮影に入るとさいたま市内からけたたましい消防車のサイレン 5分ほどしてヘリが上空に 火事が発生しています近くに寄らないでくださいのアナウンス 煙は見えないがヘリの旋回範囲からたまちゃん水門の対岸と推測 ややしてもう一機が高空をホバーリングしている 土手に上がると黒煙が見えていた 思わずシャッター

帰宅してTBSニュースで放映していた あとから現れたのはTBSのヘリだったんですね 

4日ぶりの自生地ですが ノビルがいたるところで元気だ たまねぎ風のカットにアマナの1葉が写っていた ノウルシのツボミはだいぶ成長していた 緑も表れた 残るは 緑と白と紅の楕円模様だ ツボミの段階では3種に見えるが成長すると見分けがつかない

自生地内の早咲き種は オオイヌノフグリ・ホトケノザ・3番目がアマナである 35年前のアマナはごく限られた場所だけだったが 平成13年に30年ぶりで戻るとアマナはサクラソウ並みに 自生地いっぱいに広がっていた 淋しい花であるが群がると豪華である
サクラソウは未だし


CMスターのオーディションに失敗
06/02/11

実はないしょにしてたんですが 2月の第4週に 振付師カオルコ事務所からテレビCMのオーディションがあるから出てとの連絡があった オーディションは2月3日 いよいよCMスターかと内心悪い気はしなかった ところが直前になって書類審査で落とされたとの連絡 そうもあらんと諦めた それが2月6日に 3日のオーディションは全員が不合格になって 青木さんを見てみたいとイベント会社から連絡があっという

そのオーディションが今日ありました 驚いたね 男だけ私を含めて8人 39歳1人 43歳1人 47歳1人 残りは4人とも53歳 おどろいたのは全員が劇団や芸能会社所属であること ど素人は私だけ しかも80歳

ぶっつけ本番で出演踊りの稽古 振り付けはカオルコさん 私はハナから怖気ついたね プロとは勝負にならんからね

パーツはいたって簡単 女の後ろに回ってがにまたダンス 所要時間10秒足らず30分ほどのレッスンでビデオ収録 1分前も思い出せない私ではぶっつけ本番に弱い しり込みして最後の演者になった 

自信がないのでカオルコさんに迷惑をかけるといけないから辞退すると申し出る カオルコさんは何を言ってるの 大丈夫よ 素質があるんだから イベント会社の演出者さんもやりましょうと お相手してくれる踊り子さんもやりましょうと手を引いてくれた

パーツは第1から第3まである パーツとパーツのつなぎに私は弱いのだ ちぐはぐでどうしようもない ただね各パーツの演技は私のほうがスムーズだ 終わってカオルコさんが飛んできた 大丈夫よ 良く出来たじゃない みなさん感心してたよ 80でよく踊れますねと また声をかけるからね これは次の機会という意味でしょう 残念でした

言い訳がましく言わせてもらえば あのパーツなら2時間も時間があれば完璧にこなせるがね

控え室では 女達のポートレートの撮影中だった 全員が50歳前後だったね

いい経験の3時間でした



サクラソウ発芽第2号
06/02/13

最低気温07時・−4.4度 最高気温・15時10.2度 快晴 微風

昨日 富士山頂の気温−25度が本日ではついに上昇して−8.3度となった 一方 自生地の12時〜13時では6.6度〜7.5度でしたが 体感温度は12、3度と心地良かった

自転車で来訪した熟年男性がしきりに何かを触っている 警戒してか 声をかけてもいや別にと逃げた そこで先日掲載した赤い葉があったので尋ねるとスイバだろうと教えてくれた

これをきっかけに自生地の管理について話が弾んだ 大筋では体制側を代弁していた

で そこからうかがい知ることは 完璧に鷲谷説に汚染されていた サクラソウについては自宅で栽培もしているという専門家だったようでした ただ 違う意見があることを知って勉強になったとは言うが染み付いた理論は頑として撤回しない インターネットでもしていれば04度や05年度または真説田島のサクラソウを見てくれれば考え方が変るかもしれないが残念ながらネットはしていないという 時計をしきりと覗いている割には中々立ち去ろうとしていないのは 染み付いた理論をこの糞爺に話したかったのだろうね ご縁がありましたらまたお会いしましょうで別れた

先日発見した第1号の所在がわからなくなった 多分その近くで第2号を発見 例年の早咲きグループは音なしの構えだ 本日もまた私には初顔合わせとの出会いがあった 形は薄っぺらの偏平でした オオイヌノフグリがやっと鴨川の切り通しで賑やかだ


2月というのに3月の陽気
06/02/20

気象庁の3ヶ月予報の裏が正解と何度も言ってきました この冬は暖冬と3ヶ月予報だったのが蓋を開けてみると12月は記録尽くめの厳冬 そこで気象庁は慌てて1、2月の厳寒修正予報を出したら 2月というのに3月の陽気です 

今日の最低気温は2.2度 11時に6.9度 一週間ぶりで自生地へ だいぶ自生地も春めいてきました サクラソウもいたるところで芽を出しています 正午から小雨です 

老委託研究員の指示で刈り払い残骸を霜害予防のためにできるだけ残せでしたが サクラソウの芽は裸地で顕著です 当然ながら残骸というカーテン付近は見当たりません


2月末日を迎えての雑感
06/02/28

文字通り 光陰矢のごとし 早や今日で2月はおしまいです その分 私の持ち時間はほとんどなくなったようです というのは 今年は出不精だ とにかく億劫(おっくう)である 昨年までは雨の日でも自生地参りは欠かさなかった ま 昔風に言えば81歳の大台ゆえかな それともサクラソウについては既成観念を論破(真説・田島のサクラソウ)できたのかも知れない あるいは 本年は開花情報に絞ると宣言した所為で生まれつきの怠け病が出たのかもしれない いずれにしても歳の所為であることは間違いない

ここのところ お湿りは頻繁 気温も2月の頭を除いてはここ4年来の3月5日以降のプラス気温の春陽気が続いて サクラソウにとっては願ってもない力水となった この環境と時期にあって出不精ではあるが気は急いている 怠け者の癖に退屈なのだから始末が悪い そこで06/02/13で紹介した熟年男性との会話について想いをはせた

彼の語りから考えますと 植物に詳しく しかも体制側に立っている その体制側も中枢ではなく 自然保護団体の一員的なのだ どういうことかといいますと 自然保護団体員の考え方は 自然保護という錦の御旗の影で 労苦を厭わずに たどりつけられるものだけが享受するという利己主義的に見えるからだ

昭和40年にはじめて尾瀬ヶ原へ行った 尾瀬ヶ原というから原っぱと思ったがとんでもないところであった 大清水から入ったのは良いが山坂が凄いのだ そこで目に付いたのが監視員の存在であった 彼らは監視という名目で木道からはみ出すものに注意をしているが彼ら自身はカメラ片手にずかずかと入るなという場所に入り込んで撮影していた たまたま助手を連れたプロカメラマンがいて その様子を見て 大所帯(カメラ機材)を広げだしたので大丈夫ですかと尋ねた なーに お前らの財産かといってやればいいんだよ であった
さすがに監視員らは見ない振りであった

尾瀬ヶ原は見るべき場所が多く とても日帰りというわけには行かない そこで十字路とか他にも山小屋があって1泊または2泊するようになる そこには当然にゴミや屎尿問題が発生する 昨年だったか 山小屋の経営者がゴミや屎尿の不法投棄で大騒ぎがありましたね

この大騒ぎもおかしなものですね ならばその処理をどうすればいいのかな? ヘリで運び出す? 騒音・撒き散らす埃・排気ガス汚染などの新たな問題が発生する 立ち入り禁止にしない以上は堂々巡りですね これらも元はといえば自然保護団体からの圧力での成り行きでしょう 山小屋をすべて取っ払い 野宿というわけにもいかないでしょう 立ち入り禁止でもしない限り入り込んだ人々の屎尿処理はどうするのか 男女共にそこら中に立ちしょん立ちうんすればよいのか ね

そこに関るものたちは村意識を作り出し何々ありきで始まり 村言葉を駆使し他との差別化をはかる それに組するものは仲間として受け入れ 反対を唱えるものは作り上げた架空の既成事実で排除する仕組みが出来上がっている 

卑近なところでは田島のサクラソウ自生地がある
例の熟年男性も 記念物指定といったって サクラソウだけではないよ この自生地そのものが記念物指定だよ 同じことを老委託研究員も私に言いのけていた でも そうだろうか

屁理屈はどうあれ 開花期に全国から訪れる観覧者らはサクラソウ目当てで来るのだ

花期を過ぎてから訪れるのは健康維持のために歩いているいる人たちか サバイバルゲーム場として利用しているものたちだけである では 行政はどうか

1990年に旧浦和市が発行した 
特別天然記念物 
田島ヶ原サクラソウ自生地 天然記念物指定70周年記念論文集

序文に当時の中川健吉市長が
――田島ヶ原
サクラソウ自生地は、国指定を受けて以来、――毎年、4月には、美しいピンク色の花を咲かせ、多くの来訪者の目を楽しませていますことは、誠に嬉しい限りであります―― さらに 
刊行にあたって 
浦和市教育委員会教育長 
田原 }
特別天然記念物田島ヶ原
サクラソウ自生地は、我が浦和市が誇る文化財であります。毎年、4月中旬を中心とする開花期には、浦和市民はもとより、県内、県外からも多数の方々がここを訪れ、広く親しまれているところであります。――

いずれも特別天然記念物は自生するサクラソウであって 全国から大勢の方々がサクラソウを鑑賞に参ると記しています サクラソウが散った後のことについては触れていない

主客はサクラソウであって それを支えている自生地は従である認識ですね これが何時の間にか主客転倒と相成った なぜか 普段は姿も見せないものたちがこの時期になるとそぞろ出て来て特権意識を披露するからだ それらの錦の御旗が 天然記念物指定はサクラソウではなく自生地そのものだというとんでもない「柵」をめぐらせて村なるものを作り上げたのである

ゆえに 全国からの来訪者らに足元にあるサクラソウを見せる気はサラサラなく あたらノウルシの陰にサクラソウを沈没させているのである
もうそろそろ 主客はサクラソウである認識に立ち返らないと通路傍のサクラソウがノウルシに駆逐されて消滅し やがて全域に達するかもしれないのだ 

3月へ    もどる  花期・道順  年頭に当たって  トップページ