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自然の四方山話 8月(後)

 8月(後)の目次 
 終活わが生涯を振り返る第59話 
 終活わが生涯を振り返る第62話 
 終活わが生涯を振り返る第65話 
 終活わが生涯を振り返る第68話 
 終活わが生涯を振り返る第71話 
 終活わが生涯を振り返る第60話 
 終活わが生涯を振り返る第63話 
 終活わが生涯を振り返る第66話 
 終活わが生涯を振り返る第69話 
 終活わが生涯を振り返る第72話 
 終活わが生涯を振り返る第61話 
 終活わが生涯を振り返る第64話 
 終活わが生涯を振り返る第67話 
 終活わが生涯を振り返る第70話 
    

終活わが生涯を振り返る第72話
19/08/31(土)  11:45更新

主観 これは白い色が色んな色に変えられます ゆえに 手をつないでいるというだけで恋人にしてしまったのです
 
こうならないようにするには どうすべきか 相当に悩んだ結果 客観 の二文字に突き当たりました
 
客観とは 白い色は白いままのことです では どうすれば客観になれるか 学歴のない私が答えを出せる訳はありません
 
そこで 思いついたのが 行動派探偵小説(ハードボイルド派)の神様と言われた レイモンド・チャンドラー氏の七冊の本です
 
チャンドラー氏の描写方法は100%の客観的 探偵小説ですから 主観的になる場合が多いのにです
 
探偵マーロが見たままを描写する 主観的にならざるを得ない時は 夢の中の話とか ホテルのロビーで訳の分からん爺さんの独り言 と言う具合です
 
そうだ チャンドラー氏の七冊の本を丸暗記すれば 100%客観的になれる そして 書物を暗記したことのない私が 一ヶ月で七冊の本を丸暗記しちゃったのでした
 
小躍りしていると 頭の中で「お前は馬鹿だよ どんなに客観的に記憶しても それを使うときは主観だぞ」なるほどですね
 
使うときに選ぶときは100%の主観は間違いない 無駄な努力をしたもんだ では 問題に直面した時はどうするんだよ
 
簡単です 何故? どうして? と 一つひとつ解明していけば済むことでした 解明する中では主観的も混じっています それも 何故? どうして? と解いていけば済むのでした
 
つづく
 
2019年08月31日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 24.4 0.0 北北西 1.0  
2 24.2 0.0 北西 1.2  
3 24.2 0.0 西北西 1.1  
4 24.3 0.0 北北西 2.1 0.0
5 24.0 0.0 西北西 1.5 0.0
6 24.4 0.0 北北西 1.1 0.0
7 25.1 0.0 北西 1.3 0.0
8 26.0 0.0 北北西 1.5 0.0
9 26.3 0.0 1.2 0.1
10 27.6 0.0 北北西 1.5 0.1
11 28.9 0.0 北東 0.8 0.9
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 23.9 05:04
最高気温(℃) 29.5 10:55
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
3.1(北北西) 03:54
※11時現在
 
早い 八月の最終日になったよ 明日から九月 秋になるだろうか
 
今年最高の出来ばえ 奇跡の花ピンクツユクサがドア前で七輪咲いていました 柄は小さく 色も薄いですが ピンクはピンクでした
 
明日は休みます

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終活わが生涯を振り返る第71話
19/08/30(金)  13:20更新

東京探偵社では 警視庁直々の指名だから大久保に担当させるのが筋だと私が大男の紳士の件を担当することになった
 
引き抜きの社員を首にしたのに 最近また現れるようになった その男が現れ 教えてもらった 一週間の尾行と張込みで引き抜き先を突き止めた
 
この事件以降 東京探偵社の五人の営業マンの結論として 私を調査マンに決めた
 
その第一号が結婚調査 当時は 血統を気にする風習があって裕福な人たちは結婚調査を依頼していた
 
結婚調査で聞き込みは厳禁ですが 私は犯してしまった 被調査人(調査対象人)は女性 今はできないが 当時は 住民票から戸籍謄本迄見たり取得もできた
 
被調査人の自宅までは 一本道 突き当たる手前の左側に五軒の商店があった 当時は スーパーなどの店舗はなく 個人店舗が主であった 八百屋 肉屋 酒屋 乾物屋 魚屋が並んでいた
 
被調査人宅は 突き当たって左折 右側五軒目だった ということは 五軒の商店で毎日の買い物があったかも知れない
 
ならば聞き込みすれば情報が取れるなと 聞き込みを開始した 五軒とも 同じ答えがあった
 週に二日ほど若い男の子と腕を組んでこの前を通る
と言うので 調査報告書に「恋人がいる」と書き込んだ
 
ところが被調査人側から 名誉棄損で訴えられた 結婚できない身内と腕を組んでどこが悪い 東京探偵社としては バックに警視庁があると錯覚しているので 賠償金を全額支払ってくれた
 
私は悩んだ 何故間違えたのか 無い脳味噌を絞って ある原因を突き止めた 学歴のない私が悩んだ末の2字熟語だった
   
つづく
    
2019年08月30日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 25.1 0.0 西北西 1.8  
2 24.7 0.0 西南西 1.1  
3 24.6 0.0 北西 1.5  
4 24.4 0.0 北西 0.9 0.0
5 24.0 0.0 西 1.3 0.0
6 24.7 0.0 北西 1.2 0.0
7 24.9 1.0 西南西 1.5 0.0
8 24.9 4.0 南南西 1.5 0.0
9 25.0 4.0 南東 2.7 0.0
10 25.2 1.0 3.3 0.0
11 25.3 0.5 3.7 0.0
12 25.5 0.0 南南東 2.0 0.0
13 25.9 0.0 南西 4.2 0.0
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 23.9 04:55
最高気温(℃) 25.9 13:00
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
8.6(南) 10:56
※13時現在
 
今朝も お空さんの散水車がたっぷり散水してくれました 雨と風の中で奇跡の花ピンクツユクサがドア前で二輪咲いてくれましたが ピンボケです
 
今朝は 一時間にわたってウインドーズ10の更新があって 更新後にホームページビルダーが使えなくなってしまった 困るよね 更新たんびに何かしら変わってしまう 何とか使えるようにしたが 面倒な作業です 乏しい記憶力で次回も使えるかどうか

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終活わが生涯を振り返る第70話
19/08/29(木)  08:23更新

十月に入った とうとう潰れました 投資額九百万(私が借金で三百万)僅か 十七ヶ月でつぶれるとはね 共同経営者夫婦の無様ですね 
行き場がないので 知り合いの亜細亜大学教授の弟さんが勤務している 上野駅真正面裏通りの旅館で寝泊まりしていた
 
暇つぶしにそこら中をうろついてたが持ち金が減るばかりでした
 
東京探偵社の探偵募集の新聞広告が目に付いた 生まれつきの鋭い臭覚があるので受けることにした
 
その前に 警視庁の田中市三さんに電話で相談したところ 三日待てと言われ待った 三日後に田中さんから電話で
 あの会社の創立は大正七年 会社の前科もないので受けろ
と言うことで 田村町四丁目新橋駅側の角にある二階建の二階へ出かけ 一発で受かった 受かるわけです 応募者は私だけですからね
 
田中さんに報告すると 何時出勤するのかと 月曜日です と答えた 出勤して 侘しい会社だと知る タイピスト兼受付ガール 調査マンは調査部長のたった一人 五人ほどが営業マン 三十坪ほどの事務所で
 
初出勤して 一時間後に
 大久保さん面会ですよ
タイピスト兼受付ガールが叫んでいた
 
おかしいよね 独身の私は探偵社に入社するとは誰にも話していない 何で面会があるんだと 誰だねとタイピスト兼受付ガールに尋ねると
 警視庁からです
ええ? 田中さんが? まさかと入り口に出ると 人品卑しからぬ大男の紳士が立っていた
 どなたですか?
尋ねると紳士は
 警視庁の田中さんの紹介で来ました
 
紳士は 小さな町工場を経営し 優秀な技術で会社は大きくなったが 勤務している職員の一人が 優秀な職人を引き抜いていた それを 田中さんに相談すると 民事に警察は立ち入らないということで困っていたところ 貴方を尋ねるように言われ しかも 警視庁からと言えと指示されました
 
流石は 警視庁の田中さん ちゃんと私の本能を見抜いていたんだね しかも 探偵社の募集はほとんどが営業マン それを打ち破るために 弱っていた紳士をよこしたわけでした     
 
つづく
 
2019年08月29日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 24.1 0.0 西 1.1  
2 23.9 0.0 西北西 1.2  
3 23.9 0.0 静穏 0.1  
4 23.7 0.0 北西 0.8 0.0
5 23.5 0.0 西 1.2 0.0
6 23.5 0.0 西北西 1.4 0.2
7 25.3 0.0 1.4 0.7
8 26.0 0.0 北東 1.3 0.2
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 23.3 05:42
最高気温(℃) 26.3 07:56
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
3.1(北北西) 04:26
※8時現在
 
今日は病院ですので簡単に済ませました

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終活わが生涯を振り返る第69話
19/08/28(水)  12:15更新

年が明けて S28年になった 年末年始も客はさっぱりだった ホステスも住み込みは相変わらずだが 他は十人も消えていた
 
このままでは つぶれるのは間違いない 借金を抱えて潰れたらえらい事になる その時に備えて 本屋さんで見つけた筆記教本を買い 筆記に邁進していたが どうだろうかと 警視庁の田中市三さんに電話で相談したところ 反対された
 
人の話を聞いて筆記するのが筆記だが そのままでは文章がなりたたない 文章として整える文章力が必要だよ 君には 残念ながら その点が欠けているから無駄になる 別のことを考えなさい
 
ズバリと切り捨てられた 私の才能を見抜いていたんですね それで諦めた
 
時は 八月末になった 冬に備えてストーブの台を設置していた そこへ トラックが玄関前を塞いだ なんだろうと思ったら税務署だった
 
差し押さえに来たと叫んでいる 何故だと尋ねれば 無申告 だと 途端に ストーブの台の作業をしていた業者が一斉に台を叩き出した 60坪の板床での作業だからすさまじい騒音だ
 
そこで 何故か 税務署の連中が逃げてしまった
 
後日 浅草税務署に出頭せよと令書が届いた
 貴様は何だ 騒音で我々を追い払うとは
課長というのが 凄い剣幕で喚く
 工事中の中へ勝手に来て脅されたとは何事か 何しに
 来たのか
 税金の無申告 無納税 だから差し押さえだよ

 最初の一ヶ月だけ客はいたが その後は大赤字だ

 嘘つけ お前らは納税しないのが本筋だろう

 私の目を見ろ 嘘をついている目か
眼光鋭いの私の目に おじけづいたか
 わかった もう帰れ
 
会計を握っている共同経営者は そこまでズルいことをしていたかと残念でならない 酒屋さんへの返済もままならない上にだよ
   
つづく
    
2019年08月28日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 23.7 0.0 南東 2.3  
2 23.1 0.5 南東 2.2  
3 24.0 0.5 1.0  
4 23.7 0.0 南南西 1.7 0.0
5 23.1 0.0 西 1.3 0.0
6 23.2 0.0 北西 0.8 0.0
7 23.3 0.5 北西 1.6 0.0
8 23.6 0.0 北北西 2.0 0.0
9 24.2 0.0 北西 2.0 0.0
10 25.1 0.0 北北西 1.9 0.0
11 25.3 0.0 北西 2.3 0.0
12 25.4 0.0 北西 2.4 0.0
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 23.0 06:19
最高気温(℃) 25.9 10:23
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
5.0(南) 04:16
※12時現在
雨は小降りで終わった 眩暈が激しい 貧血症ゆえか 塩を補給しているんですが 超高齢は嫌だね

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終活わが生涯を振り返る第68話
19/08/27(火)  10:35更新

武井親分の自宅に泊まり込みで招待された時に
 あなたの度胸に惚れたよ
と言われていた 片瀬加藤の身内というのが嘘だと気付いていた 国内でも有名な入れ墨男を 恐れずに追い払ったことが凄いとね
 
京成電鉄の佐倉駅で降りて 駅前広場を右へ 五百mだったか 突き当たって左折 緩い上り路 すぐの右側の古式豊かな建物が自宅 坂道を登り切った左側が 江戸時代からの酒屋さん
 
奥さんは美人だった 子供はいない 妹さんもすらりとした美人だった 自宅の二階(屋根裏のような感じ)で泊った
 
なんだか 裏側が騒々しい エイッヤ と続けて聞こえる 小窓を開けて見ると 武井親分が上半身裸で木刀を振り回していた
 
こんな早朝から 毎日しているという 剣道六段だそうです
 
越路と悶着を起こしている最中に 船橋競馬場へ武井親分に招待された
 入場料払わないで入り口でお名前を告げてください
生まれて初めての競馬場でした
 
指示が出ていたのでしょう 名前を告げたら若い女性に貴賓席まで案内された 周りをガラスで囲んでいた
 
しばらくして武井親分が現れ 馬券を渡された 第八レースだったか 始めて見る競馬だった それにしても貴賓席は良いのだが 遠くて馬たちが小さいのだ 双眼鏡で見るのだろうか
 
第八レースが終ったら なんと馬券が大当たりだった 一等だったのだ 賞金は五千五百円でした
 
これが 世の中で言う八百長なんでしょう もしかするとレースがある度に 八百長しているのかも知れないね
 
換金してから 武井親分に借金の返済にと渡そうとしたら
 これは商売とは関係ない 気にしなさんな
 
闇の世界の一端を見たようなものでした
 
つづく

2019年08月27日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 23.9 0.0 東北東 2.9  
2 23.4 0.0 北東 2.5  
3 23.2 0.0 1.5  
4 22.9 0.0 北北東 1.8 0.0
5 22.8 0.0 1.4 0.0
6 23.0 0.0 北東 1.2 0.0
7 23.6 0.0 北北東 1.7 0.0
8 24.0 0.0 北北西 2.1 0.0
9 25.1 0.0 北北東 1.7 0.6
10 25.9 0.0 西北西 1.7 0.7
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 22.7 05:25
最高気温(℃) 26.7 09:51
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
5.1(北東) 01:50
※10時現在
 
今朝は 三度寝で目覚めたのが八時半 出かける予定がくずれました 93歳で一ヶ月以上も出かけずにいると 中々気が乗らない
 
ドア前で奇跡の花ピンクツユクサが三輪咲いてくれました

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終活わが生涯を振り返る第67話
19/08/26(月)  12:21更新

4日目も来なかった 何時しか私の指はピアノの鍵盤に触れていた 音が出ていた その旋律は賛美歌の【日暮れて 四方は暗く】であった 侘しく暗い旋律で 今の心境にぴったりの旋律であった そうです まじめであれば私で4代目のクリスチャンであるのだ 無残な戦争をしていて神もなかろうと入隊してまもなくきっぱりキリスト教から離別していた 賛美歌のせいではないが 7日目に越路は出勤してきた 私には一言もしゃべらず それでいてテキパキと従来の立ち振る舞いであった 閉店後 毎日のように日暮れてを鳴らす私に見向きもせず 挨拶無しに帰って行った かれこれ半月は過ぎた

あることに気づいた やくざの一団が毎晩来るようになった 越路はその中で売り上げを伸ばしていた 越路が連れてきたのか はたまた偶然で 美貌ゆえに一団がとりこになったのか そして これ見よがしに越路は一団の親分と思わしき男に品を作っていた これでもか これでもかという風に取れた 一週間も一団は来続けていた 5日目ごろから越路は親分と腕組みして閉店前に一団と立ち去るようになった とうとう私は切れた 今頃 肉体の門か 嫉妬めいた気持ちもわいていた これもおかしいのだが ともかく切れて 日暮れても消えていた

少し馬鹿のボーイが 社長 あの一団は浅草の○○組みですよ 越路さんを取られるよ と忠告してくれた が 私にはどうでも良かった
 
元はといえば キャバレー再生のために 戦友Bの付けを利用して越路の母性本能をくすぐって引きぬいたもの それが別方向に進化して セミヌードまでしてくれたのに 触れずに帰る大恥をかかせたのだから非はこちらにある それに責任がもてない以上やむを得ないのだ

越路はとうとう消えた 消える最後の夜 和子に社長をよろしくねといったそうだ 
そうだったのか これ見よがしの振る舞いは私を怒らせ あるやも知れない情念を払拭させてから消える手だったのか 飛ぶ鳥跡を濁さず 見事な終幕を演じたものだ 逃がした魚は大きいというが 肉体の門でいえばそうだろうが 再婚問題では生き地獄を見ずにすんだともいえる

暦も師走に入り 人々はコートをまといだしていた 和子が言うには 時々越路がすぐ先のおでん屋に来ていると 先日も呼ばれて 社長 元気?と気にしていたよ だった

短い2ヶ月であった 越路にとっても 私自身にとっても 私のとった道は正しかったと思う

後記
以上が 私の別のHPに掲載したのを転載したものです
健在であれば17歳の和子は84歳 越路は私同様の93歳       
つづく
 
2019年08月26日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 23.9 0.0 1.6  
2 22.5 0.0 2.4  
3 22.7 0.0 1.9  
4 22.5 0.0 北北西 2.1 0.0
5 22.3 0.0 1.7 0.0
6 22.7 0.0 北北東 1.5 0.0
7 23.6 0.0 1.8 0.0
8 24.8 0.0 北北西 1.9 0.3
9 25.5 0.0 北北西 1.9 0.0
10 26.8 0.0 北西 1.4 0.7
11 28.1 0.0 東北東 1.9 0.7
12 27.8 0.0 東北東 3.1 0.4
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 22.1 05:27
最高気温(℃) 28.6 10:58
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
5.9(東) 11:41
※12時現在
 
30度を割り出した 自転車で出かけようとしたが 気が乗らない 約一ヶ月半も家の中でじっとして来たから 気も体も嫌がっている このままでは大変なことになるので 明日 雨でなければ無理しても出かける予定です
日曜日に ドア前で奇跡の花ピンクツユクサが三輪咲いてくれました 
続けて今日は ドア前で一輪 私道からの上り端で一輪咲いてくれました

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終活わが生涯を振り返る第66話
19/08/24(土)  10:35更新

この近辺は 修学旅行を主たる業務にしている有名な上野駅前旅館街であった シーズンが終わると終電で帰れない酔客を取り込むために深夜営業もしていた この旅館の男衆もわがサラトガの顧客ですから顔なじみで玄関を閉めるのを待ってくれるという

部屋に入ったのを確認して帰ろうとすると 越路はもう少し話しして行って〜と懇願した 玄関を閉める時間があるから少しだけね 私は腰を下ろした 越路はてらいもなくゆかたに着替えた 色香漂うプロポーショーンのすばらしい肢体だった 越路は着替えると布団にもぐって 寒いから布団に入って ね

私は正座に座りなおして諭すように語りだした
無定見の無責任男、商才もなく すでに映画館や喫茶店で失敗している 洗いざらい不適格男の実例を並べ 店の状態では何時つぶれるやも知れない そうなったとき もしかすると6人の子供を育てる羽目になることもあろう そうなったら私には荷が重過ぎる。店の構えで私を過大評価していると思うが 間違いだ 共同経営者がいて 私にはままならない 悪いことは言わない 私のことは忘れてほしい それだけいって私は越路を残して立ち去った

妙な気分だった。我ながら残酷さにさいなまれた
このままではすまないだろう 据え膳を食わなかったのは 越路に恥をかかしたともいえるのだ 案の定 翌朝 越路は現れなかった やはり恥をかいたと立腹したのだろう 自分の軽さに腹をたてただろう 相手から求愛されたわけでもないのに勇み足だったと悔やんで消えたのだろう

私の心の中で不思議な現象が起こった なんとも言えないやるせない気分なのだ
 
とうとう点呼にも現れなかった 翌日も翌々日も現れなかった もう膜引きは間違いないなと思ったら力が抜けた こんな気分になるのであれば受けとけばよかったとも自戒した しかし とも思った わしのこの体たらくな性格では破綻は目に見えている これは保障できると
   
つづく
    
2019年08月24日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 24.5 0.0 西 0.7  
2 24.4 0.0 西北西 1.9  
3 24.3 0.5 北北西 1.5  
4 24.2 0.0 西北西 1.4 0.0
5 23.9 0.0 北西 1.4 0.0
6 23.9 0.0 1.3 0.0
7 24.6 0.0 北西 2.1 0.1
8 26.2 0.0 北西 1.9 0.8
9 27.4 0.0 北西 1.8 1.0
10 28.9 0.0 南西 1.7 1.0
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 23.8 06:18
最高気温(℃) 28.9 10:00
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
3.5(西北西) 08:51
※10時現在
 
三日ぶり 熱帯夜が消えたのは 一歩いっぽ秋に近づいていますね もう猛暑日は結構です
 
熱中症予防として出歩くのをやめていたが 偉いことになっちまった 一日中 椅子に座ってパソをいじってばかりいる 立ち上がると平均が取れない
 
片足はとんでもないです 腰を延ばすのに苦労しています この分では あちこちで見かける老人のスタイルです 老人には違いないのですがね しゃんとしたいね
 
毎日 足首から全身のストレッチを寝たまましている これが無ければ もっとひどいでしょうね
 
明日は休みます

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終活わが生涯を振り返る第65話
19/08/23(金)  11:55更新

三日後に 点呼1時間前に前触れなく越路が現れた ここで使ってください というのだ まさか 口説いてもいないのにこんなに早いとは想像もしなかった 和子も少し馬鹿のボーイも やった〜と大騒ぎだった ともかく 共同経営者夫婦に引き合わせて 点呼では全員に告知した 店内が急に明るくなったように晴れ晴れとしていた 点呼後の2時間ほどで越路指名の客が現れた 客も連れてきたのだ 越路はテキパキと他のホステスを入れ替わり立ち代り入れ替えていた 売り込みもはじめたのだ 連日指名する客が来ていた とっさに考え付いた作戦がこうも効果が出るとはワシも捨てたもんじゃないと鼻が高かった

それからが毎日大変だった 古い客も新規の客も越路に夢中になってくれた 越路の立ち振る舞いはもうマダム気取りだった これを見た尻追い男の細君が しっかりつかんでね と意味ありげに耳打ちしていた たしかに 越路が来てからは活気に満ち溢れていた このまま何事もなく行ってくれと心で祈った と同時に あの美貌 それにしなやかな立ち振る舞い サービスについてボーイたちへの指示 ホステスたちへの配置など もうママさん並であるのを見て いつしか 私のハートでなにやら不穏なさざ波を立てていた 気がついた時には毎晩のように上野駅まで送っていた
 
この夜はなぜか越路は終電車に乗れずにいた 越路の作戦なのか それとも私の卑しい魂胆で引き止めたのか 残念ながら今となっては思い出せない ともかく 越路は泊まらざるを得ない状態にあるのは間違いなかった 店の後片付けが終わった深夜の1時半に 後に黒門町にある旅館のムコ殿に納まったボーイに近所の旅館を探してもらい そこへ私が案内した 玄関で別れるつもりだったが 越路に懇願されて 私にもスケベ根性があったのか 部屋までついていった         
つづく

2019年08月23日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 26.9 0.0 南南東 1.7  
2 26.9 0.0 2.3  
3 26.5 0.0 1.6  
4 24.8 0.5 北西 2.0 0.0
5 24.1 0.0 北西 2.4 0.0
6 23.9 0.0 北西 1.4 0.0
7 24.0 0.5 北北西 1.5 0.0
8 24.3 0.5 北西 1.1 0.0
9 24.5 1.0 西北西 0.9 0.0
10 24.9 0.5 北北西 1.6 0.0
11 24.9 0.5 北北西 0.5 0.0
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 23.9 06:50
最高気温(℃) 27.1 02:48
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
4.9(南) 01:54
※11時現在
 
熱帯夜が戻ったが 夜明けとともに気温が下がりだし 小雨も降り出した やはり 秋雨前線ですね
 
今日も 小さく 色が薄いがドア前で奇跡の花ピンクツユクサが三輪咲いてくれました   

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終活わが生涯を振り返る第64話
19/08/22(木)  11:26更新

それでは いつものように 
美貌〜と色気で突撃だ〜(唱和と拍手で解散)

簡単なのね これなら疲れず 気が散らないわね 越路は感心していた

社長! いつのものをお願いしま〜す 越路さんとで〜 
ホステスらから声がかかった

私のダンスショーでは専属パートナーがいた そのために他のホステスらは一緒に踊るのを羨望していた そのパートナーを見やると一緒にはやし立てていた 
 
さすがはナンバースリーだけのことはある 怖気ず受けてたった 

私のステップは無手勝流 そのときの雰囲気によって組み合わせが違う それと自分流のステップが主であった 慣れてないと ついていけない そこで恥を掻かせないよう 通常ステップで4種目の各1曲ずつを踊った

越路から
 和ちゃんに聞いたのですが すばらしいダンスだそうですね
 (多分 電話があったとき早出のパートナーとのレッスンが
 あって 電話を待たせたときかもしれない) 是非とも
 お見せくださいね
そこでレコード係りの和子に指を1本立てた(この時点では生バンドも解散していた) 指1本はトロット しかも パートナーとは離れていて タップを踏みながら接近して組み合い チョー快速ステップで飛んだり跳ねたり 1本橋をカニ歩きでマシンガンのように通り過ぎるステップ 終わると次はチョースローテンポのブルース 変則技のクイックが一切ないステップで フロア上をスケートのように滑っていく ワルツが続き ヨーロッパ風のタンゴという構成であった 4曲も踊ると疲れが一度に出るほどのハードな演技であった

私の色仕掛けと全員の家庭的な雰囲気に接したことが重なって 多分 この作戦は成功した思われる

上野駅まで送って別れた    
 
つづく
 
2019年08月22日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 23.5 0.0 2.2  
2 23.5 0.0 2.1  
3 23.1 0.0 2.3  
4 23.1 0.0 北北西 1.4 0.0
5 23.1 0.0 北北東 1.3 0.0
6 23.4 0.0 北北西 1.6 0.0
7 23.8 0.0 北西 1.9 0.0
8 24.0 0.0 北北東 2.2 0.0
9 23.9 0.5 北西 0.5 0.0
10 24.9 0.0 西南西 0.7 0.0
11 25.8 0.0 北北西 1.1 0.0
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 23.0 04:43
最高気温(℃) 26.1 10:58
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
6.5(北北東) 00:18
※11時現在
 
昨夜も熱帯夜が現れなかった 流石は秋雨 記録には残らない霧雨の連続です
 
昨日の雷雨のおかげで奇跡の花ピンクツユクサがドア前で二輪咲いて 上り端で一輪咲いてくれました 白花は五十輪以上も咲いていました
 
私の体では この気温だと鼻水が絶え間なく出て弱っています 風邪ではないようです 熱は平熱です やむなく 靴下と腹巻にして収めております 部屋を移動しただけで鼻水と咳き込みが激しくなります いくら 超高齢ゆえと言っても弱りますね

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終活わが生涯を振り返る第63話
19/08/21(水)  11:15更新

社長〜越路さんがおいでになりました〜少し馬鹿のボーイが叫んでいる 
フロアに下りると初対面とは思えないほど和子と越路は和気あいあいだ
和子は甲斐甲斐しくコートを受け取って あらかじめ決めておいたボックスに案内した
二日後は赤い羽根の日だ 空気が少し冷ッケェ
少し馬鹿のボーイは蒸しタオルを広げて越路に差し出す
ボーイたちが申し合わせていたのか 入れ替わり立ち替わり一品ずつ運んでくる 連中、品定めだなと気がついた。

和子が封筒を持ってきた
未払い分の1万2千円と私からの心ばかりの詫び料ですと差し出した 
 詫び料なんて
差額の5千円を見て越路は慌てて戻した
私は唇に人差し指を当て戻すよう促すが越路はゆずらない
そこで顔の前に両手を合掌して お願い! 越路はようやくバッグに入れた

当時 一流商社の部課長クラスの月給が8千円前後 飲み代がいかに高額だったか 越路の負担がいかにきつかったか 詫び料は鯛を釣るエビだった

食事の用意ができたと2階席に移った 
まさしく家庭料理に毛がはえた程度だが 7品もあった コック長のラッキーセブンか
にくいね

申し訳ない ぺんぺん草が生えた店ですのでこんなものしかもてなしができません
それにしてもいいなあ 1年ぶりですよ 女性と相対で家庭料理は あっ すみません勝手なこといって

そういいながら私は越路の顔を子羊のような目で見つめた 本当は眼光鋭いのだが 越路はもう喜ぶ以外にないような顔であった

実は私ね 3人の子がありながら無責任なものだから逃げられてね 子供たちは向こうが引き取って

越路も語りだした 私とおない年の大正15年生まれ 子が3人いて亭主に逃げられているとか

偶然とは言え奇遇だった と同時にやばいな 垣根を用意せんといかんなと思った

もったいないことするやつもいるんもんだと舌打ちした もっとも 大正15年生まれの寅年の女は気が強く 手を焼くのも事実である それに 婚姻相手となる男らは兵隊に取られ戦地へ 戦死したものや 未だにシベリヤに拘留されていて男日照りでもあった

不思議な縁ですね そういわれて越路の顔は上気していた ここまでは私のとっさの作戦 もう越路は水に浸かった麩になっていた

突然音楽が変わって点呼用音楽になったと思ったらフロアから一斉に拍手が鳴り響いた 見やると さらに減って 今ではホステスが30人になっていた 不思議なことに住み込み数は減らない つまり売れないホステスしかいないということなのだ

これを仕組んだのは多分 少し馬鹿のボーイだろう それにしても粋な計らいだ 私は越路を促してフロアに下りた 従来の点呼は副支配人の子分が暴力的な言葉で行っていたが 解雇した以後は私が代わっていた

みんなに紹介しますね 新宿の○○キャバレーの越路さんです 今日は私の無理なお願いで来て頂きました もう一度拍手で迎えてくださいね 拍手の嵐の中で越路は完全にとろけていた
    
つづく
    
2019年08月21日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 24.0 0.0 0.9  
2 23.5 0.0 北西 1.1  
3 23.9 0.0 1.2  
4 23.9 0.0 静穏 0.1 0.0
5 23.9 0.0 西 1.0 0.0
6 24.1 0.0 静穏 0.0 0.0
7 25.0 0.0 0.8 0.2
8 26.0 0.0 0.8 0.0
9 27.3 0.0 北北東 0.8 0.7
10 29.3 0.0 南西 1.1 0.6
11 29.3 0.0 西 0.9 0.1
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 23.5 02:27
最高気温(℃) 29.8 10:35
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
3.4(南東) 09:48
※11時現在
 
超久しぶりの熱帯夜が消えました 秋へ 一足入れたようですな
 
昨日の雷雨でたっぷりの散水ができて 私道から我が家への上り端の露草は 三色の賑わいです
 
奇跡の花ピンクツユクサが一輪咲いてくれました

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終活わが生涯を振り返る第62話
19/08/20(火)  11:20更新

越路の半ば泣き声が受話器から漏れていた 長いこと申し訳ありませんでした こうなっては彼の名誉はどうでも良く 私がお支払いしましょう そこでお願いなんですが 一日お休みをいただいてこちらへおいでいただけませんか お支払いもさることながらお詫びのもてなしをさせてください 断るかと思ったが 弾んだ声で承知し 期日も決めたのだ

共同経営者の夫婦はもちろんのこと コックと5人のボーイには告げておいた
全員がその日をわくわくしながら待ちわびた

16時に越路が来る 銭湯が開くのは15時であるから間に合わない  そこで少しだけ足を伸ばして上野広小路の銭湯「亀湯」へ出かけた

ここは江戸時代からの老舗 午前4時から開店している 縦長の湯船が2槽になっている 手前は足を入れただけで真っ赤になるバカ熱い浴槽 それを生粋の江戸っ子が ウォーーいい湯だ〜だとうめきながらどぶんとつかる それでいて 30秒ほどで慌てて いい湯だったと叫びながら上がるのである 江戸っ子の負け惜しみとやせ我慢はまるで漫画だ ほとんどが同じようにするのだ そうしないやつは江戸っ子ではないといきがっていた これも江戸時代からの伝統らしい 体はゆでたこのように真っ赤だ たこを熱湯に入れると真っ赤になる あれだ

いつもより念入りに磨いた ポマードでリーゼント頭がぴっかピカだ 人相は悪いがキャバレーの社長らしく最上の服のおかげで サマにはなっていた。しかし たかが26歳では貫禄はない

店に戻ると和子と少し馬鹿のボーイが心配そうに出迎えてくれた 和子は自分のことのようにそわそわしていた 事情は和子に話しており 越路からの電話を受けるのは和子 それに和子は越路との電話のやり取りで人柄を知り 自分が果たせなかった思いを越路に託していたと やめた後で現状報告に来た和子が述懐していた

共同経営者夫婦はいないほうがいいだろうと 彼は女の子の尻漁りに 細君は多分 後輩の高校教諭とデートだろう

コック長に夕飯のメニューを 貧しい家庭料理より少〜しだけましなものを指示した
大事な方なのにいいんですかとコック長は怪訝そうな顔だった 作戦だよと言いおいた

つづく

2019年08月20日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 25.4 6.0 北東 3.0  
2 25.4 0.0 東北東 2.6  
3 25.0 3.0 北北東 1.8  
4 25.0 5.5 北東 1.7 0.0
5 25.2 0.0 東北東 2.0 0.0
6 23.8 1.0 西北西 2.3 0.0
7 24.0 3.0 北西 1.6 0.0
8 24.6 0.0 北西 1.6 0.0
9 25.0 0.0 北西 2.0 0.0
10 26.1 0.0 北西 2.6 0.1
11 26.9 0.0 北西 2.2 0.2
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 23.7 06:26
最高気温(℃) 27.1 10:25
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
8.6(東) 00:14
※11時現在
 
昨夜から大雨が降りました 久しぶりでしょう それなのに奇跡の花ピンクツユクサとシロバナツユクサはさっぱりでした いよいよ秋雨前線が続くようです 涼しくなってほしい 一応 気温は三度下がったが蒸し暑い

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終活わが生涯を振り返る第61話
19/08/19(月)  10:35更新

給料をもらうようになって 私は社長らしく 洋服は高級しか着なかった そして 週二回は上野駅南口側にある郵便局前では 約十人が靴磨きをしている その中に若いお婆さんがいた 私は そのお婆さんだけに磨いてもらっていた
  
オープンの日にお祝いで駆けつけてくれた戦友Bが久しぶりでお金を落としに来てくれた 彼は10歳年上の細君が運営するアメヤ横丁に1坪ほどの店を構えるところに転がり込んで夫婦となっていた
 なんだ〜 客は俺だけか いつからだい?
 これじゃ〜しょうがないね 他のキャバレーを見ているか?
 見てない それじゃだめだ これから一緒に
 新宿のキャバレーに行こう そこではどうやっているかを
 観察するといい 俺がおごるから
と戦友Bはそういうなり ぐずぐずしている私の腕をつかんだ
   
彼は 来慣れていると見えて指名していた 現れたのは 163センチ 美人の芸名を越路? ころあい良く越路から踊りましょうと手を引かれ フロアへ 構えて一歩踏み出しただけで うわ〜すごいのね
 
すごいはずだ 社交ダンス教師の免許を持ち ショーが雇えないので
私のダンスショーを毎日繰り広げているのだ

支払いの段になったら戦友Bの持ち合わせが足りない 私は私で彼がおごるものと手ぶらで来ているからどうにもならない そこで名刺を出してこういうものだから万一の場合は私が責任を持ちます で切り抜けた

8月も末に越路から電話で支払ってくれないと泣きが入った それでは私から催促しましょうと丁重に詫びておいた だが 戦友Bには伝えなかった 半月後また越路から電話 支払いはまだないという そこで私の頭の中でひらめいた

この件を利用して越路を引っこ抜けないか これほどの美人が一人だけでも店は繁盛する よーしと 越路に告げた あなたも大困りでしょう 私が立替てもいいのですが 彼の名誉を考えると差し出がましいことはできない もう一度伝えておきますね それでもだめでしたら私がお支払いします よろしいでしょうか? 越路は何度もなんども礼を述べていた 実はここまでの間に越路の母性本能をくすぐっていたのだ この支払保証発言で越路の心は変化したはずと自信はあった この件に関し 共同経営者夫婦には そういうわけで支払いを利用して越路を引っこ抜くから費用の用意をと促した
 
つづく
 
2019年08月19日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 27.1 0.0 北東 1.5  
2 26.9 0.0 北東 1.0  
3 26.8 0.0 0.7  
4 26.0 0.0 北西 1.0 0.0
5 25.7 0.0 北西 1.4 0.0
6 26.5 0.0 北北西 1.3 0.0
7 27.3 0.0 北北東 2.2 0.0
8 27.9 0.0 北北東 2.5 0.0
9 28.5 0.0 北東 1.9 0.1
10 29.4 0.0 北東 2.7 0.2
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 25.5 05:09
最高気温(℃) 29.6 09:51
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
5.0(北北東) 08:24
※10時現在
 
今朝は ここ最近よりも二度低いが真夏日に入っても 猛暑日にはならない? 予報では 早くも秋雨前線が現れるそうだ
 
約一ヶ月 熱中症予防にと自転車で出かけなくなってから 体がなまっています 熱中症予防ですら 近所で歩くのも避けています 一応 足首から全身のストレッチはしていますが 肺活量が少ないのか家の階段も息切れが激しい 年は取りたくないですね

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終活わが生涯を振り返る第60話
19/08/17(土)  10:22更新

チョー華やかな女が訪ねてきた 戦友Aの細君であった 彼女らは今も厚木基地近くの元高座工廠宿舎跡に居住し 私が東京に来るまでは度々会っていて顔見知りであった 細君は 厚木基地のGI相手の元パンパンであった だから ヤンキー風のいでたちを得意としていた 亭主会いに幾度か東京に来ていたが 今回は初めて訪ねてきた 和子もいたが お互いが存在を知らなかった
 
宿六が見つからないとかで東京を案内してくれとせがまれた 断る理由もないので上野周辺をそぞろ歩きしながら美味しい食事もした が 帰ろうとしないのだ 彼女の理由付けは亭主に会うからだと 予定もないので付き合った 元パンパンなものだから平気で私の腕を抱えたり 手をつないだりしている(S27年当時では男女が街中で手をつなぐのはタブー) 悪い気がするはずもない とうとう 夕闇が迫ってきた 彼女は更に大胆になって 私の体を抱きかかえるようになる これは男がするものなのだがと そこで始めて彼女の心中が読めた
 
据え膳食わぬは男の恥というが この際 敢えて恥をかくことに決めた なぜなら ある軟派系のヤクザから教わったことに 知人友人の女には手を出すな があったからです
 
しかし 私の心の中は格闘していた 頂けの声と駄目だの声である
 
暗い上野公園のベンチにいた S27年の上野公園の街灯は10本の指に入るしかなかった
 
暗がりの中で彼女は私に寄り掛かって唇をつきだした
 
私は彼女のおでこに中指を突き立て
 悪い子だね 私も飢えてはいるが あなたが見知らぬ人で
 あれば喜んで受けるが A君を裏切ることはできない
なんて 腹にもないことをペラペラと語ったが 何を語ったか今は覚えていない 26歳の若さでカラ元気の見得を切ったものだ
 
 牛魔王ちゃん(私のあだ名)は牧師みたい
で 彼女は帰路についた
 
ああ 和子と二つも もったいないことしたなと後で後悔し 飲めない私が その夜は焼けビールを呷った
 
飲めない私が飲んだことから和子は心配していた 戦友Aの細君は二度と現れなかった    
    
つづく
    
2019年08月17日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 28.0 0.0 2.0  
2 27.6 0.0 南南西 2.1  
3 26.8 0.0 西南西 1.0  
4 26.1 0.0 西南西 0.9 0.0
5 25.9 0.0 0.6 0.0
6 26.1 0.0 静穏 0.2 0.2
7 27.5 0.0 北西 1.4 1.0
8 29.2 0.0 南西 0.4 1.0
9 30.9 0.0 西南西 0.7 1.0
10 32.2 0.0 西北西 0.8 1.0
気象庁より
データ 時刻
最低気温(℃) 25.2 05:35
最高気温(℃) 32.5 09:58
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
6.2(南南西) 00:01
※10時現在
夏の台風は 一過でも涼しくはなりませんね さいたま市の今日は38℃の予想 どちらさんは熱中症には気を気を使ってください
 
台風の雨のおかげというか 奇跡の花ピンクツユクサがドア前で四輪も咲いてくれました 小柄で色は薄いですが 一応ピンクです 白花も五十輪近く咲いています
明日は休みます

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終活わが生涯を振り返る第59話
19/08/16(金)  12:21更新

当たりかまわず大声で誰かが私の軍隊時代のあだ名を呼んでいる 普通の人間には朝であろうが こちとらは真夜中なのだ 聞き覚えのある声だなと窓越しに表を見ると戦友Aであった

彼は 上野のアメヤ横丁にあるパチンコ店の支配人 私に用があるときはいつもこの時間で大声を張り上げるものだから隣近所の商店は私のあだ名を知ってしまった

戦友Aの隣に若い女の子が控えている しぶしぶ二人を店内に入れる

昨夜の喧騒とした雰囲気はなく 暗く そして酒臭い 

えらいことを彼は持ち込んできた
若い女の子は彼の愛人 事情があって預かってほしいというのだ 預かるといえば手をつけてもいいのか? 女の子はびっくりしていた 冗談無しで頼むよ ということで預かることになった

女の子は17歳 160センチ 太めだがぺちゃパイ つぶれた鼻ながら可愛い子である 名は和子 共同経営者夫婦と話し合って住み込みで欠員しているクロークを担当してもらうことになった これが朗らかで愛想が良いものだからホステスより来客の人気者になった

時々暗い顔をしたりしている 理由は彼が会ってくれないという いいじゃないか 何時までも愛人というわけにはいかんのだら再出発のチャンスだよ これ以後 見違えるように良く働いてくれた 私は鈍感ですので気がつかなかったが 何時しか私の身の回りの世話をしていた

私も離婚から7ヶ月経過していた
離婚前まで入れると約1年半もご無沙汰している

今でこそホステスの半分に逃げられているが それでも30人もいる 住み込みも12名いる よりどりみどりであるが商品(ホステス)に手をつけないのが不文律である とはいっても毎晩完全ヌードショーもしている 26歳の私が平静でいられるわけはない

それとの格闘のさなかに和子はいた しかも 身の回りの世話を自発的にしてくれている 飛び掛る欲望の手はのど元を通り過ぎようとしていた しかし 無責任男の私では養う自信はない すでに 血肉を分けた3人の子を不遇に落としている 更なる不遇は重ねられないのだ 加えてニワトリではどうにもならんのだ 否 ニワトリならまだしも 震えて役に立たん確率が高いのだ

思い切って和子に
ワシの世話はしないていいよ
ときつく言いつけた べそをかいていた
客の中にはまじめでちゃんとしたのがおる それに目をつけろと諭した

和子は 当店のやくざ崩れの少し頭の悪いボーイに私の世話をするよう言いつけていたらしい このボーイは私を慕っていたのだ

翌年には 和子は韓国系信用組合の営業課長と結婚する 荷が一つ下りた

つづく
  

2019年08月16日 さいたま(サイタマ)
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 28.9 0.0 5.9  
2 28.9 0.0 5.2  
3 28.7 0.0 6.0  
4 28.6 0.0 6.1 0.0
5 28.5 0.0 南南東 7.6 0.0
6 28.3 0.0 6.0 0.0
7 28.3 0.0 5.4 0.0
8 28.7 0.0 南南東 6.1 0.0
9 28.8 0.0 5.1 0.0
10 29.2 0.0 5.7 0.0
11 29.9 0.0 5.4 0.0
12 30.9 0.0 6.0 0.2
気象庁より
  データ 時刻
最低気温(℃) 28.2 07:00
最高気温(℃) 31.2 11:56
最大瞬間風速(m/s)
(風向(16方位))
16.2(南南東) 05:01
※12時現在
 
台風10号は日本海に出て 沿岸沿いに北上し北海道を狙っている 心配させたほど被害は少なかったのは幸いでした
 
時々の降雨で奇跡の花ピンクツユクサがドア前で二輪咲いてくれた 白花もおかげで元気です

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