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サクラソウ 4月


02/4/1

予想通り4月第1週(6・7)までがが見頃です

早いものですね。今日は4月1日、昨夕は雷公が暴れまわって給水もしてくれました。朝から気温高く日本晴れです。花びらは小さく貧弱のうえ白班病?も発生していますのでアップは避けて、実際に目視したときの画角に揃えました。

02/4/2

すっかり夏衣装

突然の真夏日です。昨日までの低温が嘘みたいでサクラソウが踊っている。東京は26度を超えました。ここサクラソウ自生地も汗をぬぐうのに忙しいほどでした。

その中で昨年自生地でお会いしました2組のご夫婦から4/2訪問するとメールがありまして、年に1度のサクラソウ談義ができました。
 


02/4/3

サクラソウは佳境に入りました

午前11時現在、自生地の気温は15度、昨日よりも8度低い。まるで鍛冶やさんだ。焼いて叩いて冷やして。サクラソウは目を回している。
暖冬ゆえか、昨年の同時期では訪れ人はわずかですが、本日は賑やかでした。

ある観察会の7人グループのリーダーから挨拶されましたが、昨年お会いしたのかと思っていたら、あなたの予報どおりでしたね、と。2週間前に見えられ3月末から4月5日頃が見頃と私に言われ、そのとおりだったといたく喜ばれました。

1面絨毯のような場所がありますが、およそ40M先とあって皆さんは通路側だけ観賞して帰られるようです。本日はその辺を中心に組みました。

サクラソウの花の色には三通りあります。ワイン色、中間色、白に近い色などです。ワイン色は太陽の位置から再現は難しい。逆光でレフを使用すれば再現できますが私の短いレンズでは柵の中に入らない限り無理でした。それでも下のカットには近い色も見えます。


02/4/4

やっと転居に成功

本日の丑みつとき、我がマッチ箱よりも小さな家屋が轟音とともに揺れています。すわっ、東海大地震かと跳ね起きれば、夜半から雷や強風が吹き荒れる天気予報どおりのすさまじい強風でした。只今午前9:30、強風はまだ唸り声を上げております。こういう状態での撮影はシャープな映像は期待できませんので、自生地行きを中止して転居作業に専念。

といっても、私は何やらおかしい動作をしたのであろうか、転送は完了しました、と表示されるのですが、反映されません。悪戦苦闘もむなしく完全なるお手上げですので、かかりつけの個人教授のパソコンの先生に午後からお手伝いをして頂きました。

小島先生とおっしゃる年配の方です。如何なる難題もたちどころに手を出さずに教えてくれます。私のように2分前のことも思い出せないものは別として、若い方でしたら1度で卒業できるはずです。近隣の方で困っているときは頼られるといいでしょう。

サービス地域

ご自宅または会社が下記の地域をサービス範囲とします。
東京都・・・・・23区
埼玉県・・・・・新座市、和光市、朝霞市
サービス地域以外でもサービス可能の場合があります。
お問い合わせください。

よろしかったら次のURLを開いてください。
http://www1.ttcn.ne.jp/~iplanning/


02/4/5

早くおいでよ 見えなくなるぞ〜〜〜〜〜〜

4日の丑三つ時から吹き荒れた強風は5日の正午現在も風速7メールトル前後で暴れています。こういう時は写真してもものになりませんので自生地詣でを休んでいますが、リアルタイムと謳っている以上、何かしら発信しなければならないと思い、自生地に出かけてみますが、風を写真するのは至難の技ですね。

頭に手をやるご婦人、毛髪が舞う中でカメラを向けるご婦人達、風下に顔をそむける知恵ある幼子などで強風を連想してください。 

本年のサクラソウ予想はほぼ正確でした。この週末を逃しますと、ノウルシはもちろんのことオギ(荻)が生長してサクラソウを隠してしまいます。15日前後あたりでは捜せば見つか程度になるでしょう。予定のある方は大急ぎで…


02/4/6

早いです サクラソウは終局に向かっています

2日間吹き荒れた風もおさまって心地好い空気が頬をなでる、サクラソウ日和です。ですが、3/18〜20頃に咲いたサクラソウはもうへたってきました。咲き出してからおよそ2週間強、花の命があることになります。奥手の元気の好いサクラソウがなければみすぼらしいものです。本日は土曜日とあって9時頃にはカメラマン達や中高年のご夫婦達が見えられておりました。お昼前には自然観察会の各グループもやってくるでしょう。本日はスケッチ風とサクラソウの病気と思われる白斑点を中心に組み立てました。

02/4/7

最後の景観???

大袈裟なサブタイトルですが、事実その感が深い。昨夜来の雨は余計でした。なぜなら、これからの雨はサクラソウを覆い隠す連中を喜ばすだけですから。明け方に雨は上がって正午頃にはどんよりしていますが、絶好の観賞日和です。大勢の方が訪問しています。

↑の人物の向こうに見えるゾーンの右、画面から見えない部分では、つぼみを出し渋っていたサクラソウ達が本日では一斉に花を咲かせています。が、すでに30cm前後に伸びたオギが簾の役目を果たして見ずらくなっているからです。

その様子は、↑の左手前のような状況です。一面ピンクのゾーンですがね。あと三日ほど経てば観賞が困難になると思います。

いつも不思議に思うことがあります。↑のアングルは駐車場広場にあるのですが、ここから観賞する方は希です。近いところでは1.5Mなんですがね。何故か皆さん、こぞって↑の人物の向こうのゾーンの通路側だけを観賞しています。一面ピンクのゾーンはお呼びでないのでしょうかね。多分、2、30cm近くにないと見向きもしない。早い話が「盆栽的思考」なんでしょうね。これでは、葉丈が低い、花が小さいながらも、けな気に咲き誇るサクラソウ達が可哀相です。

本日もにわかガイドで来訪者達に悦ばれました。その中で熟年ご婦人の4人組(毎度このように表現するとき困ってしまいます。というのは、皆さん、私よりはるかに若いからです。

私より若い彼女たちを老婦人達というのも不都合だし、私から見て若い方と表現すれば実情に合わないし、ここを見てくださっている方々には、あいつ、若い子ばかりに声かけている、と勘ぐられやしないか、現実では若い子はほとんどきませんが)のうちの一人が「ノウルシは毒ですか」と、こういう時、私はいたずらします。が、そのご婦人は言いながらノウルシに手をかけるではありませんか。なーんだ、いたずらしようと思ったのに、で話しに花が咲いて大笑いして別れますが、ややして、別の場所で、むかしの、丈50cmのパイプ製廃柵に腰掛けているところで再会します。彼女たちいわく、
道順が分からないので違う方向へ行ってしまってようやく辿り着いた、疲れ切ってね、駅に案内があると助かるのにねえ、
と。

これは一考の価値はあります。来年に備えて文化財保護課に掛け合いましょう。

白班病?は進んでいます。昨日のと比較しましょう 左は昨日


02/4/8

簾の役目が益々勢力伸張

↑のカットは、色といい、みずみずしさといい、張りの良さといい完璧な瞬間です。毎日見回っていますが中々この瞬間に出会えないですね。サクラソウをデジカメで撮影しますと、何故かハレーションを起こしますのでハレーション押えに多少暗めに仕上げております。

↑のカットは、昨日一斉に開花した個所を隣り合って撮影したものです。パノラマの意図無しにですが、試しに繋いだものです。もっと早く気付くべきでした。明日は商業撮影がありますので明後日となりますが多分これよりも見ずらくなっていると思います。

グリンに見える場所もオギの簾がなければピンク一色です。残念という外ありません。それほどオギの成長は著しい。

本日も大勢の訪問者でした。ほとんどの訪問者は功なりて名を成した方々のように見えます。厳しい経済情勢の中でも皆さんは一様に幸せ一杯の柔和な表情です。

にもかかわらず皆さんがこぞって不満に思うことが、あの黄色い草を何とかできないのか、でした。その声を関係者に聞かせたいですね。来年は個人的にアンケート用紙でも置いて民の声を集めようかとも思っております。

一方、次のようにも考えております。サクラソウ自生地では幸いにして帰化植物の侵食を受けていないのは、ノウルシやオギの勢力が強いからではないか。であれば無暗に除去も難しいのではないか。以前にもノウルシが自然衰退したことがあるそうですので、明日はその辺のことを考えてみたいと思います。

白班病?サクラソウはさらに進んでいます。このことはシーズン終了後に写真を交えて考証する予定です。多分4月末から5月頭に。


02/4/9

邪魔なノウルシ なれど絶滅危惧植物

4.2ヘクタールの自生地の80%を↑のカットのようにノウルシが占拠しています。初めてこられた方はノウルシをサクラソウと間違えます。中にはサクラソウはピンクであることは薄々知ってはいるが、いつ赤くなるのかと尋ねる方もおります。

ノウルシがなければ一面にサクラソウで、ピンクの絨毯のように見えるのですがね。こられた方々が異口同音に「何とかならないか」と不満を述べられます。ではありますが、これだけのノウルシが繁茂しているところは全国でもここしかない現実があります。しかも、絶滅危惧植物として保護を主張している方々もおられます。菜の花よりは豪華さにおいて劣りますが、美しい植物ではありますね。ではありますが、特別天然記念物としてサクラソウが指定され、それを人々は見にこられるのですから、その意味において邪魔であることは間違いありません。

私が昭和46年(1971)自生地を離れて30年、この間にノウルシが異常繁茂して関係者らを悩ませたそうです。多分、現在と同じ規模であるかと思います。サクラソウにとってなくてはならない相棒といわれていましたが、繁茂しすぎると本来の目的であるサクラソウ保護に支障が生じると思案投げ首だったそうです。効果的な手当ても思いつかないまま幾とせか過ぎたある年、ノウルシ自身が自然淘汰されて半減したそうです。

私が平成12年(2000)に志木街道を通りかかったとき、中央通路の右側一面がピンクの絨毯であったのを見て、30年前の50倍に増えたなと驚愕したものでした。

ということは、中央通路の右側にはノウルシがそれほどなかったことになります。ところが昨年からネットでリアルタイムに発信する作業にかかったのだが、ノウルシが本年同様に80%に繁茂してサクラソウを隠してしまったのでした。そして本年、気がついたのですが、通常では、ノウルシの丈は90cmありますが、本年のは丈が異常に低い。これから伸びることはもうありません。なぜなら、ノウルシは開花し結実しましたからです。前回の自然淘汰の前夜のノウルシの生態はどうであったかの記録を誰も取らなかったようですので、本年の短い丈は何を意味するのか不明です。

差しがありませんので孫の手で
代用して計測したところ、30cmで
した。後ろが高く見えるのは地面が
盛り上がっているためです。
30cmとは通常の三分の一しかないことになります。再度自然淘汰するのでしょうか。
注意深く観察していきます。
ノウルシと聞くと「かぶれますか」とよく質問されます。アレルギー体質の私がかぶれません。関係者の中にもかぶれた者はおりませんので、かぶれないと断言して良いでしょう。では、ノウルシの語源はどこから来たのでしょう。多分、触った後に汁がねばねばしてくるし黒変することから、かぶれる漆に喩えたのでしょうね。下手な文章を長々と続けるよりもノウルシの生態を写真でご紹介することにします。
黄色に見えるのは花ではなく葉です。
葉頂に小さな丸いのが花です。
                          →
  
違い発見!
↑でノウルシの実を支える基盤に2枚葉と3枚葉があることを本4/12に発見しました。自生地ではすべて3枚葉になっています。一方、埼玉県立秋ヶ瀬公園内の自然林ではすべて2枚葉です。この住み分けの理由をご存知の方はご一報頂けると有り難いです。

02/4/10

風薫る新緑に候

本年の春は1ヶ月早くやってきました。今日現在ひと昔前のGW頃のような新緑で華やいでいます。天候不順で風薫るとは言い難いが、ともかく新緑に萌えています。

ここ自生地では、そのおかげというべきか、昨年の4/26の状況になりました。昨年の4/26の状況は、30年前のGWの数日後の状況に当たります。10年前にも3、4年連続で季節が1ヶ月進んだことがあったとうら覚えです。地球温暖化の影響でしょうかね。

とはいっても、自生地の野草すべてが1ヶ月進んでいる訳でもありません。チョウジソウなど昨年は4/20に開花していたのに本年はかげも形もありません。ホトケノザに至っては4,50坪にわたって群落していたのが本年は根気がないと見つけられないほどです。ヤブガラシも季節どおりです。

今週末に来られる方は落胆するほどにサクラソウはオギに視界を遮られていることでしょう。

そのサクラソウですが、↓の02/4/3欄で、サクラソウの花の色には三通りあります、と紹介しましたが、とんでもない間違いでした。白いサクラソウがあったのです。磯田先生いわく、平成8年に採取したサクラソウの種を蒔いたところ突然変異なのか白があちこちに出たものということでした。レンズの許容範囲外ですので片鱗か見られません。明日長いレンズでご紹介する予定です。


02/4/11             

白いサクラソウ

平成8年 自生地内で採取した
サクラソウの種を蒔いたところ
突然変異で数箇所に
白いサクラソウが誕生したという

純白に見えますが 元の色が
かすかに残っています


咲き出したばかりですので
この先オギに遮られない限り
楽しませてくれるでしょう

02/4/13             

サクラソウ まだ間に合います

午前11時現在、はっきりしないながらも心地よいそよ風に誘われて自生地は賑わっています。予想通り視界が悪くなりました。といってもまだ楽しめます。4/6.7の画像と本日の画像を見比べてください。

通路近くではさびしくなりましたが、人工操作した個所がありまして足元で見事に咲き誇っています。写真A。

昨年の後期に大群落を形成していた一帯は何故か本年はさびしい。花穂もドーム型(私が饅頭型と言っていた)だったのが偏平型になっていました。写真B。

サクラソウと他の植物とのイベントも楽しみ方の一つです。サクラソウとヒキノカサ。写真C。


02/4/14
              02/4/9  ノウルシ欄で新発見!の追加あり

本日も心地よいそよ風が頬を優しくなでるサクラソウ日和です。午前11時現在、本年最高の人出です。ここまで当サイトで紹介してきましたポイントはオギ(すすきの親戚)の中に隠れてしまいました。幸いなことに人工的に手を入れた個所はあと20日間はオギらの影響を受けずにご来訪を歓迎してくれるでしょう。

葉丈が低い、花が小さい、その原因は、刈り払いの後始末の間違った観点からだと当サイトで度々訴えてきました。訴えの正しさが証明されようとしています。

自生地内では、柵の直前に人工的に手を入れた場所が3個所あります。うち2個所は何年か前のものですが、本年3月にサクラソウが生息していない約5坪を掘り起こしてすべての根っこを除去して、収集した種から苗を作って移植した場所があります。移植した当初は雨に恵まれず、育つのかとハラハラしていましたところ、先週の雨続きで、昨日あたりから勢いのある一角となりました。02/4/13の写真A

ここは、刈り払いの影響を排除していますので、移植したサクラソウは水分さえ補給されていれば葉丈は標準サイズになることを示しました。花は残念ながらやはり小さ目です。ライターを入れておきましたのでどうぞ。

オギの残骸が見えますが、これは姑息な手段によるものです。指導したのは磯田先生ですが、先生も元官僚ですから、建前優先なんでしょうね。秘密裏に行ったつもりですが当日通りがかった方々は目撃しているにもかかわらず、オギの残骸をばらまくことが姑息な手段のゆえんです。本日も、初めて見えられた方々が、ここは植えたんだ、と仲間内で語り合っているのですからね。なんでそうなるのか、それは記念物保護法なる法律によるものです。雑草1本抜いちゃいかんと。ばかげた話ではある。来訪者はサクラソウに会いに来ているのですから、見えないサクラソウを保護しても始まらん。文化庁の阿呆役人どもの脳みそを神水で洗い清める必要大である。

↑の一帯はオギらの影響を受けずにあと3週間は楽しませてくれるでしょう。

ま、苦言はそれぐらいにして、サクラソウの美しさに移りましょう。当サイトは自生地を紹介するのが主たる目的ですので、自生地の全体像を中心にしてきました。なんて適当なこといってますが、本当はセンスがないためにそれでごまかしているのです。下手は下手なりにサクラソウの素晴らしい表情を少々と、花穂のつき方などを紹介します。

色彩は薄いですが みずみずしい瞬間です 右のカットは真ん中のつぼみが開花すれば花穂は平原状になります

02/4/15

突然変異の現場

午前中は穏やかな日和です。月曜日ではありますが昨日曜日に劣らずの人出です。幸いなるかな、人工的に処理した3個所によって、来訪した方々は不満ながらも目の真ん前でサクラソウを観賞できたことで納得されているようでした。

ほとんどが隠れてしまっていますが、ところによっては辛うじて左のカットのような状況です。撮影が目的の方には右カットのように長焦点レンズを使えば作品できます。

毎日がそうですが、喋り疲れて人通りのあまりない木陰に座り込みます。本日もそうしているところへ熟年カップルが私目当てにやってきます。私と目線が合った男性が遠くから最敬礼しながら、このご婦人に尋ねられたが青木さんがいるからと連れてきました、という。ご夫婦ではなかった訳です。男性の顔に見覚えはあるような気がしていましたが、10日ほど前に会い、毒舌を交えた私の話に感激して市の資料を調べたら紹介記事があったとのこと。それを教えたくて本日やってきたそうだ。そこへご婦人にサクラソウの花びらの違いについて尋ねられたという次第。

それにしてもそれほど貢献した訳でもないのに紹介記事があるとは市もご酔狂ですね。ま、悪い奴として紹介されるよりはマシか。

ご婦人いわく、サクラソウの花びらは5弁ですか6弁ですか、と。いえね、意識して数えたことはありませんが、生理的感覚では5弁と思い込んでいますから、5弁ですと強く答えたところ、指差された花びらはたしかに6弁でした。異なった形の別株にも6弁があります。更にその隣では4弁もありました。株全体が6弁とか4弁ではなく1株あたり1輪だけがそうなっています。それにしても毎日張り付いていながらなんにも分かっていないのですからアンポンタンですね、私は。先週も来訪者に白いサクラソウを教えられたりで、偉そうな事言う資格はないですね。しかしながら皆さんのおかげで勉強にはなりますね。

さて、下手な能書きはそれぐらいにして突然変異の現場をご覧ください。

連日サクラソウ一色で食傷気味でしょうから他の花を取り上げます。

左は フジハナヤスリ 中は ヒロハハナヤスリ
どちらも花弁がヤスリ様から名づけられた
右は アマドコロ 葉に特徴がある 
ビロード状で目に優しい
  

ムラサキサギゴケ

ジロボウエンゴサク

02/4/16

ふたたびノウルシの葉について

本日は南の風が強く、こういう時のデジカメでの撮影は被写体を正確に留められませんので自生地行きは中止です。本日の南風は昨日の午後から吹き出したものです。そうそう、昨夕5時前、4/14を編集中に開け放たれた窓から煙が入り込んできます。

表も騒々しくなりまして、煙の臭いは草焼きのような匂いです。拙宅周辺でこれほどの規模での草焼きできる場所はありません。火事とすれば、火事場独特のキナ臭い匂いはありません。そうこうしているうちに黒煙が南風に乗って上空で運動会です。典型的な野次馬である私はデジカメ片手に武蔵浦和駅の南側に出て見ますが、煙のもとは遥か真南で建物に遮られて見えません。距離的には5K先であろう、であれば大宮バイパスの後先であろう、美女木あたりかな?。今朝のさいたま版ニュースによれば、火元は戸田市美女木のクリーリング工場、類焼による全焼が3戸、半焼1戸、火元から遺体発見とのことでした。謹んでご冥福をお祈りします。罹災した方々にお見舞い申し上げます。
そのような次第ですので風に乗って昨日のような匂いが吹き込んでいるような気がしてならない。これは気のせいでして、犯人は私の吸いすぎたタバコのものでした。

さて、02/4/9邪魔なノウルシ なれど絶滅危惧植物の中で書きました花の支持基盤の葉が2枚と3枚がある件について再度確認しました。黄色ぽく写っているのが本年の自生地のもの、以外は昨年県立秋ヶ瀬公園内の自然林で撮影したものです。そこで、昨日、自然林に入りまして驚きました。群落していた場所ではノウルシが全滅です。

ようやくパラパラと現存しているノウルシを覗き込んだところ、3通りのタイプがあります。

1.一株全体が2枚葉
2.一株全体が3枚葉
3.一株に2枚葉3枚葉が混在

自生地でも同じことが確認できました。

結論として地域による住み分けはないということですね。
写真のような現象がなぜ起るのかは専門家にお任せしましょう。
そういえば、昭和43年に子供の森で撮影した森の中のノウルシのポイントではノウルシは絶無でした。そのことと、自然林で消えたノウルシから見て自生地のノウルシの背丈が、通常の三分の一になったことで1、2年後には半減以下になるような気がします。

光る花びら ヒキノカサ
 

背景に使用したカット 表・裏・側面が
見られる
 お気に入りです
ツボスミレ 小指の爪の大きさ
ひっそりと精一杯美しさを訴える

撮影される方へお願い!
今や自生地で目のあたりに見えるサクラソウは3ポイントしかありません。撮影される方は当然の権利とばかり、長時間各ポイント前で粘っておりますが、撮影させるために用意したポイントではありませんので、観賞が目的の方々のために観賞の邪魔にならないよう気配りしてください。お願いいたしますね。


02/4/17

悲しいことが

54時間も強い南風が暴れています。いまだ止む気配はありません。強風の中を自生地に行ってみました。そこにとんでもないことが起っていました。

02/4/15突然変異の現場で提示しました3カットの写真のうち真ん中の被写体が盗掘りされてなくなっていたのです。
   

これを編集していて腹の虫が納まらず、夕方出直して痕跡撮影に出向きました。遮るものがない自生地では10Mを超す風で左の6枚葉を捉えることができない。

4枚葉は辛うじて捉えました。赤丸印が盗掘りされた場所、元どおりに整地してあったところを見ると素人さんではないようだ。右カットは鋭利な刃物でロープが切断されていた。これは1週間ほど前からですが、この先には珍種中の珍種である固体があった。花びらの中心には白い縁取りがありますが、この先にあるのは縁取りのない珍しいものであった。本年は何故か見当たりません。そこで刃物でロープを切断して入り込んだのでしょう。関係者らが苦労して保護に努めているというのに…
  

●昨日の欄で、チョウジソウが自生地内で出現 1週間前後で↓の
  ように見せてくれますと予告しましたが、なんと本日、開花していま
    した。昨日は強風により休みましたので咲いたのは昨日か本日
    かは不明です。予告どおりといえますが、ニュアンスとしては 5、
    6日後ですので外れたといえますね。強風との格闘で撮影セーフ。    写真左。
●強風に吹っ飛ばされそうになっての観賞もつらいね。写真中。
●若い方のアイデアは素晴らしい。優雅な夕暮れの一ッ時。写真右。

02/4/18

02年度の サ ク ラ ソ ウ 情 報 発 信 の 終 息 宣 言

ご覧のようにオギの陰にサクラソウは隠れてしまっています。もうこれ以上情報の出しようがありませんので本年のサクラソウ情報を終結します。といってもまめに探せば↓のカットの被写体は見つけられます。本年のサクラソウは多分5月一杯は咲いていると思いますが、観賞には適しません。

4月21日のサクラソウ公園で行われる「さくら草祭り」のイベント会場のセッティングは終わり、スタンバイしています。
 

引き続き「サクラソウの顔・顔・顔」「白班病?について」「サクラソウ以外の花々」を平行して取り上げますので、どうぞお遊びにおいでください。


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