少し早いが 春を訪ねて


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03/01/19

早い 刈り払いが

今年は打って変わって最低気温が氷点下5度、最高気温は8度が続きました。1月16日も北風が吹いておりますが、春告花の一つであるオオイヌノフグリを探しにサクラソウ自生地へ。驚きましたね。すでに自生地は綺麗さっぱりとオギとヨシその他の雑草が刈り取られておりました。

 昨年は1月28日に刈り払いですから私は慌てました。というのは、口やかましく言っている、刈り払いの残骸を大量に肥料として残すことが弊害かどうかを確認する予定でした。幸い、作業を請け負っている会社の職員が2人、別の作業をしておりましたので頼み込んで10M四方の範囲で跡形も無く残骸を取払って頂きました。
右の写真で範囲が識別できるかと思います。

ところが、職員の話によれば、先生(多分、磯田先生)から、できるだけ残骸を取るように指示があったそうです。2年に渡って私から耳にタコができるほど聞かされた磯田先生がその気になったのでしょう。良い傾向です。過去、最も欠けているのは冬から発芽まで、天候、気温、雨量、野焼きの効果と刈り払いの効果等について誰も調査していません。ここを見ずしてサクラソウだけを云々しても始まらないのでは無いかと思う。磯田先生がやっとその気になったのは素晴らしいことです。

ですが、私にとって残念なのは、昨年のように残骸を8cmも残していないのでは、直接の比較ができないのではと杞憂しています。

浦和市が3市合併して、さいたま市になる前年から文化財担当者が替わりまして、私とは初顔でして、相手が馴染みません。1月16日に自生地でお会いしたとき、刈り払いにした理由に、ダイオキシン問題が騒がれて、煙害を考慮したといっておりました。でも、私に言わせれば、今度の担当者が、か、文化財課が大学教授に振り回されていないことを示すための逃げ口上にしか聞こえません。なぜなら前任者や前々任者から掃き捨てるようにこぼしていましたからね。

そこで煙害の心配はないと指摘しておきました。18年ほど前、動く絵で記録すべくビデオカメラを下げて野焼きの撮影に行っています。消防車まで用意するほど大変大袈裟でした。野焼きのノウハウももなく、一応、風下から燃やしているが、強風の日を選んだために炎は好き勝手に跳ね回っていました。

そのことと、30年前、ボランティアで管理していた梶山さんは同じ規模を一人で処理していたと告げ、天然記念物指定70周年出版物にその様子の写真があるから見るよう薦めておいた。それが下の写真です。

ごらんのように、野火止を用意して、2Mほどの畝にして、それを風と交差(+)するようにして燃やしています。風は比較的おとなしいことが分かりますね。

18年前、業者による野焼きの場合は、風の強い日を選んで、野火止も無く、燃やす位置も風と平行して行われた。ですから広範囲に燃え広がって炎が炎を呼び込んで7、8人で大騒ぎしていましたね。

煙害が心配でしたら、梶山式を採用すべきです。

春を訪ねてが道草しちゃいました。
1月16日の最低気温は氷点下5度でした。春はどこにもありません。
翌17日、10M四方の残骸取り去りはどうなったかを見に行ったおり、前日のヨシの確認に行った向かいの池が凍りついていたのを思い出して、再訪問しました。

11時現在も鳥さん達がスケートできる状態でした。
これでは一番に花開くオオイヌノフグリといえども寒くて出られませんよね。じゃ〜日当たりの良い土手ではどうかと、駄目でした。そのかわり、出来立てのタンポポと思わしき綿帽子がそこかしこに陽光を楽しんでいます。

連日氷点下5度の中で、何の花で、いつ咲き、いつ綿帽子になったのかね。本年の春一番でした。

今年も嫌なことが自生地に起っています。

ホームレスが仰々しく住み着いたことと、相変わらずゴミが不法投棄されていることです。ホームレスに至った原因について、とやかく言いたくないが、水門の下流沿いに薮があり何人かが住み着いています。まだまだ十二分にスペースはあるのですからわざわざ旧秋ヶ瀬橋跡、しかも、サクラソウ自生地を見下ろす場所に住みつくことはないと考えます。どだい、ホームレスになる原因に、怠け、不摂生、欠陥性格の成せる業ではないかと思う。

そういう私も、ルンペン(無職)で、年金なしですが、できる時に最低の住を確保しておいた。蓄えも無いから歳離れたワイフの微々たる給料で細細と生きている。つまり、起るべくしてホームレスになったのであるから、世間のせいにして、これ見よがしに恥を晒すのはどうかな? それが分かるようだとホームレスにはなっていないであろう。

ゴミの不法投棄にしても、未だ民度が低いといわざるを得ない。
ドライブ中、前の車から灰皿の中身を捨てながら走るのを見かけます。あの輩は自分の車の中は綺麗にはするが、道路が汚れるのはなんとも感じていない。そういうような連中が夜陰に紛れて粗大ゴミを捨てていくのであろう。これに対して市の対応はまるでないのだ。

一方、県庁の場合は、人海戦術で毎日県立秋ヶ瀬公園内を清掃している。そこにゴミが捨てられている限り、真似る輩が続くのですから、さいたま市は毅然としてサクラ草公園内の清掃に気を注ぐべきではないか。現にサクラ草公園内に現場職員がおるのだが、ゴミは知ったことじゃない、といわんばかりです。



03/01/20

懐かしの顔ぶれが やっと

昨夕来の雨と氷点下から開放されて慈愛に満ちた陽光を受けて春の妖精達が顔を出してくれました。

うわさすればなんとやら、今日も県立秋ヶ瀬公園では人海戦術による清掃があった。一方さいたま市は音沙汰なしの構え。土手沿いに歩いてこられる方は、土手一杯に散らかしているゴミで気分が悪くなる方も出るでしょう。有り得ないと思うが、S45年当時同様に一肌脱ぐボランティアでもするか。粗大ゴミは無理だが…。


03/01/22

氷点下に強い早春の妖精達

21日早朝の雨は1度の中での降雨でしたが、雪にならずに済みました。22日1時に0度、以後少しずつ下がって7時では−2度です。
芽を出した妖精達は凍え死んではいないかと心配で自生地へ観察に。強いですね。ノウルシは成長を止めてじっとしています。↓の白い落花生もどきは赤味が増し、ヘビもどきの赤いべろ風は先端が緑がかっています。

今日の自生地は快晴。西北の風5Mほど。昨日は外套なしでは寒かったが、本日は凌ぎ易い。

250円の安物寒暖計(今は温度計というらしい)のせいか、さいたま市(浦和)の公式データーでは11時現在では6度、自生地は地表で8.5度。地表から90cmでは8度。街中よりも原っぱ、それも地表が暖かいのだから妖精達も凌ぎ易かったかもしれない。

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ホームレスが占領した場所は国交省管轄。志木街道に沿った土手も国交省、ゆえに汚くても国交省がその気にならないと綺麗にはならない。

一方、サクラ草公園内も、管轄部所が別れている。
常駐している職員はサクラソウ自生地は管轄外。
サクラソウ自生地内はまた別の会社の担当という。
サクラ草公園内の道路、駐車場や野球場は別の会社が請け負っている。
問題の不法投棄ゴミはこの会社の担当であるが、請け負い額を決めている最中とかで今のところ、手出しはできないそうだ。もっとも、市から番号指定で指示があれば直ちに回収するけども、という。

文化財課の話では、あちこちにある粗大ゴミを一個所に集めておいたのではないかという。そうであればシートをかぶして置くとかしないと、次から次へと投棄されるだろう。

国交省も、世界に名だたる(世界の首都圏内で4ヘクタール強を保護しているのはここだけ)国の天然記念物指定地に沿った道路の清掃を、まめにしてくれないとね。税金をどこに使ってるんだぃ?


03/01/28

春 は 確 実 に

1月に入ってから雨無しが続いて、インフルエンザが大流行して集団死亡事件まで発生しましたね。ところが19日に降り出してから一日おきに、23日9:05から雪に2時間半も吹雪いて11:45で雨に、車の屋根の積雪は2cm。26日夕方から27日23時まで降り続いて、本28日は久しぶりに暖かい朝を迎えた。10:30、自生地に着いた途端に北西の風が吹き出し、瞬く間に10M前後になる。

自生地の土質は、左官屋さんが悦ぶ上質の土壁材になる。45年前まではごぞって採取していたという。踏み固められた自生地の通路は度々の降雨で粘土質の表情を見せてくれる。通路以外では表面はサラサラであるから浸水性が良く、まるで、別の土質のように見える。しかし、10cm下では粘土質で水分たっぷりだ。

 落花生もどきは以前にもまして色が濃くなった。なんの植物か楽しみだ。予想ではノウルシと考えるが、そうであれば、発芽時の色合いが3通りあることになります。

落下生もどきは色を増すだけで成長は遅遅としているが、日当たりのいい、
元志木街道跡の土手ではオオイヌノフグリが賑やかに。ホトケノザも開花した。しかし、優勢な寒気団が張り出しているからまたもや氷点下の日が続くであろう。

国交省担当の土手沿いにあるゴミは依然としている。雨に降られて裾へ流れ落ちているが見よいものではない。ホームレスは中々優雅だ。ニワトリも飼育。右端。


03/01/29

天 変 地 変 ?

本日は不思議な現象が続きました。
家を10:20に出た時は東の風が2、3Mでしたが、3K先の自生地に着いたら南の風に。おお〜あったかくて良いぞと思いきゃ、北風、そして東風、ついで南風、なんのことはない、風が東西南北に、まるでウエストサイド物語りなのだ。

これで終わらない。県立秋ヶ瀬公園内で凍っている池と、凍らない池がとなり合っている。気温は8度。

取材結果をUPしようとしたら、ウインドーズが立ち上がらない、閉じない。
ようやく作動したと思ったら、画像編集中にPCが死んだようにまったく動かない。大きな地震の前兆なのかね。クワバラクワバラ。

落花生もどきの仲間も増え賑やかだ。慌てん坊のホトケノザが間違えてラジオ体操。セキレイが、舗装道路で餌捜しだ。あるのかねぇ?正午に引き上げる時、西の風が10Mほどに強まり、重たそうな黒い雲が西から早足で覆い被さる。画像右が西。


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