サクラソウ 2月
青字は自生地地表温度 赤字は公式発表
2分前のことも思い出せない状況が続いています 従いまして時々書き足しています
下手な画像でも著作権は存在します 無断使用は厳禁です
拙文も著作人格権(氏名表示権)を無視したものは厳禁です
04/02/01
本格シーズン突入に当たって
| 光陰矢のごとし。師走だ、暮れだ、お正月だ、年末にノウルシが発芽したの、年初にサクラソウが発芽したのと騒いでいたら早2月に入りました。まさに光陰矢のごとし。若い人たちに実感はないでしょうが、人生の終着駅を目の前にしている私としてはああ、あとわずかか、そういう感慨です。 とはいっても暗いものではありません。生まれつきの怠け者で苦労しないで食うことばかり考え、実際、能力の範囲内で苦労せずに生きてこれたのですから悔いはない。 それどころか、この期に及んでも嬉々としてサクラソウを写し、人々に告知する喜び、そのうえ、矛盾をものともせず実情を無視したアカデミーらの妄言を叩ける喜びは冥土への土産としてぶら下げて旅立てるのはすばらしいと考える。負け惜しみでなく・・・ さて、本格シーズンに入るに当たって2、3整理しておきたい。 1/アカデミーらの妄言 田島ヶ原のサクラソウは江戸時代から綿々と咲き続けてきた。ほとんどの荒川流域では採取されつくされ消滅したが、田島だけはいち早く天然記念物として保護し、戦後に国の特別天然物として守り、今日がある。 そこへ一天かき曇り、雷鳴轟き、大洪水が発生した。 数十年前には送粉昆虫に恵まれ、現在のサクラソウ集団を形成しえたが、その後の周辺環境の変化で植生が変えられ昆虫層が崩壊したためと考えている。鷲谷(1987、88) よって数十年後には消滅すると宣言した鷲谷いずみ博士の見てきたような嘘が蔓延し、ついに小学4年の国語の本にまで固定された。朝日新聞社もその説を踏襲している。 http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/13/1333.htm ページ末に記載している |
06/06/04 22:20お断り訂正
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上記朝日新聞社の鷲谷説追従について私の抗議を受けて本日鷲谷説のタネが出来ない記述を削除したのを発見 03年度は、残骸をできるだけ取れと磯田先生から指示が出たといっても、ごらんの程度です。 |
04/02/03
やっとお湿り
最低気温0時1.6度 地表12時13度(10度) 14時まで微風
15時東の風4m 最高11.4度
| 昨日、わずか3ミリでしたが干天に慈雨的だったですね。ノビルがあっという間にはびこっている。 息絶えだえのサクラソウが心なしか緑が強まった。ノウルシかサクラソウか見分けがつかないのがあった。2、3日もあれば判明するでしょう。アマナもわが世の春を歌いだした。春は見えてきたぞ。 |
04/02/04
ノウルシも地下茎からの発芽
最低気温7時1.7度 地表正午12度(9度) 北北西の風3m 最高9度 14時より曇る
| 今日は快晴でした。正午頃から風が強めでしたがそれ以前は穏やかでした。 自生地の表情は昨日と変わりません。ノウルシかサクラソウかという植生の確認ですが残念ながら所在不明で確認不能でした。よくあることです。山歩きで迷うのはこのためですね。柵のロープにテープを張るのですが2分前のことも思い出せないものですからつい忘れた。 せっかく来たのだから何かしか土産にと、隣接秋が瀬公園内のノウルシを掘り下げてみると地下茎から発芽していた。自生地も多分同じでしょう。荒川流域は100年前から訪花昆虫が稀ですからね。ノウルシとて例外ではなく、花粉を運んでくれる昆虫が稀とすれば地下茎からの発芽しか生きる道はない。自生地内の植生すべてが生活の知恵でそのように進化していると考えたほうが正しいかと思う。 そのことについて今後確認していくつもりです。 であれば、種子からの繁殖がないと寿命で消滅するという鷲谷いずみ博士説が嘘であることが証明されましたね。なぜならノウルシも100年前からサクラソウとともに消滅しないで栄えてきたからです。 |
04/02/06
本格発芽は遅れそう
最低気温7時−2.3度 13時地表12度(8度) 全日東西南北の微風 最高8度
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昨日は7時まで氷点下でした。15時10.1度、16時から北西の強風が吹き荒れた。 |
| この場所に一日何度となく鳩たちが 餌をついばんでいます 今頃の餌は何でしょうね 種子?虫? 種子であればこの一帯にサクラソウは ないから心配はないが、虫であれば 昆虫減少の真犯人? |
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| 写すものがないので将来のために・・・ 10m四方にだけあるものです 蛇と出るかヘビ?と出るか楽しみだ |
04/02/07
本格発芽は遅れそうの根拠
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今日も最低気温−3度(−2.8)だった。これでは自生地に変化は望めないので日参休止。最高気温は8.8度。全日微風。しかし、中国北部には次の寒気団が現れ、黄海を南下して九州と沖縄の間に筋雲が。中国南部から覆いかぶさる前線が沖縄で消滅している。寒気団がそのまま南下するか、または横滑りして北上するのか今のところは不明。北上すれば前線は伸びて降雨が望めそう、そう願いたい。 ↑で本格発芽は遅れそうとした根拠は、過去3年の間、強風や雨以外は出ずっぱりで写真してきた、その学習からの第六感によるものです。その能力に長けているのですが、これでは批判してきたアカデミーとなんらかわらないので、第六感の中身を紐解いて見ます。 3シーズンの経験則では気温も影響が少しはありますが、降雨量が影響しているという記憶です。とくに昨年の1月前半と後半で大量の降雨があった。この雨量は発芽する植生たちには大変な力水となりますね。間違っても、サクラソウは湿地帯植物だからといわないように。 経験則の記憶と事実はどう違うかを気象庁のデータで確認しました。 |
04/02/08
昆虫による受粉の疑問
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凍てつく夜だった。 昆虫が吸蜜したときに足か口ばし?に花粉が付着したとしても、せいぜい花の1個か2個程度に受粉するであろう。サクラソウは花茎1本に対して花は6個ほどつきます。↓写真 |
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| アカデミーらの硬直した主観か 昆虫が他の個体から花粉を運んできてくれないかぎり、種子が出来ない仕組みになっているのだ という馬鹿げた結論を引き出したといえるようです。結実の様子を一度も見ていないのでしょうね。 では、何故に満遍なく結実するかですね。これには風媒や自家受粉で説明がつくと思う。 写真は自家・風媒受粉と思われる様子 |
04/02/09
サクラソウ本格発芽で〜す
最低気温7時−2.2度 11時地表12度(8.8度) 北の風1m 快晴 最高10.6度
| 1月12日に発芽して息絶えだえのサクラソウを撮影。周辺を見回したが新規発芽なし。鳥達が群をなして頭上をこえ着地したのをへぼないデジカメで追う。そこへ熟年ご夫婦に声をかけられた。ひとしきりサクラソウ談義をしているところへ駐車場側でさくらそ草公園管理従業員の三角さんがしきりと最前撮影した場所あたりを指差しているが60m先ですので声は聞こえない。様子が変なので熟年ご夫婦も誘って駆け寄ってみると昨日見つけたぞ、ホラ、こんなに出ている指先を見ると5ミリほどのサクラソウが当たり一面にあるではないか。奥のは1センチです。 私は何処を見ていたのかな。撮影していた場所から1mも離れていない。 それにしても、えらそうなことを言う割には予想が完全に外れましたね。平成14年からサクラソウたちは気温や乾燥にかかわりなく2月10日前後に一斉発芽するシステムになったようですね。 これをもって1週間前後には後続部隊が続々と出てくるでしょう。 予想にはまだまだ早いですが、見ごろは4月17日前後でいいと思います。5月いっぱいまでサクラソウは咲いておりますが、オギにさえぎられて2、3箇所でしか見られません。さえぎるものがなく、ノウルシとのバランスが最もよい時期は17日前後ということです。確かな予想を出せるのは3月20日ころになります。例年通り当サイトをご注視ください。 |
| サクラソウを見えなくする邪魔なノウルシ 一斉発芽するとは思わず以下を用意したものです |
| この点は一部のアカデミーらも思い、実験していた。結果は惨めだったらしい。すなわち、 昭和53(1978)年度に実施し、昭和54(1979)年度に結果を調査したノウルシ除去実験(略1979、1980)はこの点から見ると処理時期が遅い(4月30日以後)。 前記、天然記念物指定70周年記念論文集57頁(佐伯敏郎氏寄稿) 私は二つの現象を体験している。その体験から見て佐伯氏の指摘は間違っている気がする。 1/イネ科の除去失敗 ある時期66所帯の民間団地風共同住宅の管理をしていた。狭いスペ ースながら芝の植え込みがある。管理の悪さから芝がイネ科植物に駆 逐され、それを根こそぎ抜いたことがあった。丈は1mに達していた。炎 天下で2m×10mの範囲を抜いたところで倒れ、作業を中止10日後 に寄って見るとなんと見事に生えそろっていた。しかも、抜かれなかった ものたちに追いつこうとするのか丈が後20cmに迫っていた。一族の 一大事とばかり地下に残った細根から大急ぎで再生したのでしょう。 2/公園造成で消えたチョウジソウ 昭和46(1971)年、県立秋が瀬公園が完成した年のゴールデンウイ ークが過ぎたころ子供の森に入った。ちょうど下草の刈り払い最中で、 そこはチョウジソウの一大群落地であった。 満開のチョウジソウが遠慮会釈なく刈り取られ哀れであった。花を追う ものたちの感慨だ。 チョウジソウは2度と子供の森で姿を見せることはなかった。 以上のように何をされてもしぶとく生きようとする植生とそうでない植生があるということですね。 不思議なことに追実験をしていないらしい。していれば誰かが書いたはずだからです。なぜか、保護課にその気はなかった?否、アカデミーらにその能力がなかったに他ならない。本来なら能力があれば、その反省に立って修正して再実験を試みるものです。能書きは一人前だが実力は0である。例の記念論文集をまめに覗いたら、植物、動物、昆虫などの大家が大勢雁首をそろえているが、していることは、ど素人の私でも首を傾げたくなるような手探り状態です。ま、追々取り上げていきます。 ところで、早々とサクラソウを覆い隠すオギの除去はどうかというと駄目ですね。イネ科同様に除去してもすぐ後から生えそろいます。昨年の6月後半、中央通路の30m左側にコバギボウシの群落がありまして、磯田先生がスタッフにオギを刈り取らせていました。2ヶ月後立ち寄ってみるとオギが追いついておりましたね。 問題は、オギよりもサクラソウ全盛期の訪問された方々が、いかにしてノウルシによって落胆せずに済むかということですね。保護の目的をそこに置かないと保護の意味がなくなる。 私からの提案は、柵の全域から奥行き3mのノウルシを5cmほどに成長した段階で除去するのです。 これであれば、各3mのゾーンでサクラソウが身近に鑑賞できる。他の植生に影響も出ない。 |
04/02/10
アカデミーに反撃する理由
最低気温7時−0.3度 12時地表10度(4.9度) 南南東の風2m 快晴 最高7.3度
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強い太陽光線と照り返しで冷たいそよ風が心地よい。新発見から一夜明けた今日、サクラソウはそこかしこに賑やかになりました。しゃがみ込んでじっと見詰めると2、3ミリなのが有るわあるわでわくわくです。種子からの発芽を確認できました。写真は9日の写真の左下の二株の手前です。 私は平成2年、カラオケ著作権料問題にかかわったときに有斐閣刊著作権判例百選を紐解いたことがあります。その巻末に年表がありまして、昭和6(1931)年、欧米諸国の代理人として来日したドイツ人(氏名忘却)が真っ先に槍玉に挙げたのがNHKと有名な植物博士の牧野博士でした。これを見てがっかりしたものです。一時期花を追ったころずいぶんと参考にしたのにあの |
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----- Original Message -----
From: "稲葉 将樹" <inaba@tsukiji-shokan.co.jp>
To: "青木実" <sakuraso@jcom.home.ne.jp>
Sent: Monday, February 09, 2004 12:02 PM
Subject: Re: クレームです
> 青木実さま |
| この対応の違いは何か。片や一般書籍、片や教育出版ゆえに頭が高いのかね。 私は本を見ないほうですが、初めて知った「築地書館」の出版物を今後は出来るだけ見たい。 |
04/02/11
一足遅い冬・・?
| タイトルは、農芸科を勉学されたときに当サイトを参考にしていたという大学受験中のお嬢さんから昨日いただいたメールのタイトルがこの冬を雄弁に物語っているので借用したものです。 1時〜7時までは−2.2度、前後は−1度で推移した。7時以降は気温が上がらず、12時に5.8度、13時7.1度、空の色はミルクを薄くまぶしたように白っぽい。春の空の色合いですがとにかく空気が冷たい。ほとんど風はなし。15、16時8.7度、17時現在8.3度。 この冷たさで8日に発芽したサクラソウはどうなったか心配ですが、日曜祭日は足がなくなるので自転車と思ったが、この冷たさでは老体にこたえるので自生地参りは休みにした。あのか細い種子からの発芽さんは大丈夫かな。 写真で見るように地下茎からの発芽さんは頑丈ですね。一方、種子からの発芽さんは当然ながら小さな種子からですからひ弱に見えます。しかし、開花したときは見分けがつかない。 この件は平成2年に種子から苗→植栽した箇所が開花したときに写真を交えて触れます。 教科書に載った内容を明らかにしないと私の一人芝居にとらわれかねませんので転載します。 教育出版(株)刊 国語4上61頁〜70頁 文部省検定済教科書・小学校国語科用 17教出 国語421 さくらそうの保護 生井兵冶(なまいひょうじ) みなさんは、野生のさくらそうを知っていますか。 昔、さくらそうは、全国各地の野山に自然にはえていました。 春になると、あちこちのさくらそうの自生地は、大ぜいの花見の人でにぎわったものです。 ところが、開発が進むにつれて、さくらそうの自生地は田畑やじゅうたく地に変わり、しだいにすがたを消してしまいました。今では、日本じゅうでも数えるほどしかありません。 埼玉県浦和市の荒川べりにある田島ヶ原は、地元の人たちのどりょくによって大切に保護されてきた、きちょうなさくらそうの自生地です。大正九年(一九二○年)には、国の天然記念物に指定されました。 今でも、四月中ごろになると、約百万かぶのさくらそうがかわいい花をさかせ、人々を楽しませてくれています。 しかし、その田島ヶ原のさくらそうも、このままでは、やがてぜつめつしてしまうのではないかと心配されています。 昭和五十八年のことでした。浦和市では、かんきょうの変化がさくらそうの自生地にあたえるえいきょうについて、よりほんかく的な調査を始めることにしました。 調査には、さまざまな分野の科学者が参加しました。大学で、作物の品種改良や、花と昆虫 の関係を研究していたわたしも調査員にえらばれ、さくらそうのはんしょくの様子を調べるチームの一員になりました。 わたしたちは、まず、かぶごとに花の数や種のなり方を調べてみることにしました。すると、どうしのでしょう。 ほとんどのかぶに、種ができないことがわかりました。 さくらそうは、次のような二つのほうほうで、かぶをふやすことができる植物です。 その一つは、多くの植物と同じように、地上に落ちた種が、冬を越して春に芽を出し、新しいかぶになるほうほうです。 さくらそうの花には、めしべが長く、おしべが低いところにある花と、めしべが短く、おしべが高い ところにある花の二種類があり、それぞれのかぶには一種類の花しかさきません。そして、ちがった二種類の花の間で受粉が行われたときに、種ができます。ですから、サクラソウの種は、必ず、二つのことなった株のせいしつをあわせもっています。 もう一つは、春から秋にかけて、くきの一部を地中にのばし、次の年の春にその先から芽を出して、新しいかぶをつくるほうほうです。 しかし、このほうほうでは、親と全く同じせいしつのかぶしか生まれません。ふつう、こうして生まれたかぶは、じゅみょうが短く、数十年でかれてしまうといわれています。 ですから、種ができなければ、田島ヶ原のさくらそうは、やがてはかれてしまい、ぜつめつしてしまうかもしれません。 では、なぜ、田島ヶ原のさくらそうには、種が中々できないのでしょう。 昭和六十三年の春、わたしたちは、田島ヶ原のさくらそうの受粉の様子を四台のえいが用のカメラでさつえいしてみました。さくらそうは、午前五時の日の出より少し前にさき始め、午前九時ごろ花びらがかんぜんにひらきます。そして、ほとんどの花が、一週間いじょうも美しくさきつづけます。 昆虫はごくまれにやってきますが、みつを求めて花から花へと飛びかうすがたはありません。花を採取して調べたけっか、ちがった二種類の花の間での受粉は、全くといってよいほど行われていないことがわかりました。 そこで、ちがった二種類の花の間で人工授粉をしてみることにしました。すると、数日で花がしぼんでしまい、やがて、それぞれの花に数十つぶの種が実りました。 次の年、わたしたちは、長野県の野辺山高原にあるさくらそうの自生地に出かけ、同じようにカメラを使って受粉の様子を調べました。すると、田島ヶ原とは全くことなり、そこでは、午前五時から 午後一時までの間に、ハナアブやハナバチなどの仲間が、一つの花につき平均約四回、最高では十一回もみつを求めて飛んできたのです。そして、昆虫の来た花を採取して調べてみると、ちがった二種類の花の間でよく受粉が行われていることがわかりました。 田島ヶ原のさくらそうに種ができにくい理由は、これではっきりしました。受粉をしてくれる昆虫たちが、ほとんどやってこないためだったのです。 田島ヶ原のさくらそう自生地は、昭和二十七年(一九五二年)には国の特別天然記念物に指定され、大切に保護されてきました。しかし、その周囲では開発が進められ、いつしか、昆虫たちのすみかがうばわれるてしまっていたのです。 以下略 植生の営みについてここでは問いません。何を問題としているのかを再度、次に掲げます。 江戸時代から田島ヶ原のサクラソウは平成の世の今も営々と繁栄している。 明治36年(1903) 雪吹敏光 同 39年(1906) 梅沢親光 同 41年(1908) 矢野宗幹 昭和16年(1941) 植村利夫 の4氏によって訪花昆虫は稀であったと報告しています。 昆虫は稀だよと100年前から観察されていた。この先人達の証言を知らないのかまたは意図的に知らん振りしたのでしょう。なぜなら、アカデミーが過去の文献を見ないはずはないからです。 開発が進められ、いつしか、昆虫たちのすみかがうばわれるてしまっていた訳ではない。 どうしても気をつけなくちゃならないのは、環境破壊で昆虫のすみかが奪われたのでないこと。 100年前から荒川流域では昆虫が稀だったこと、田島ヶ原以外の自生地からサクラソウが消滅したのは人間によって採取されつくしたからであり、決して昆虫がいないからではありません。 田島ヶ原にしたって、保護とは立ち入り禁止だけであって、昆虫を育てるとか、アカデミー好みの方策は示されたことはありません。したがって増殖につながる手立ては今もって混沌としたものです。それでもサクラソウは繁栄しています。それをなんと説明しますか?。 種はできないどころかいたるところで売るほど見られる。 種子についてはおよそ7点の写真を掲載したように無数にある。3500カットのサクラソウ写真を探せばまだまだいくらでも出てくるはずです。それも、オギの藪にわけ入っての撮影では ありません。誰でも通って良い通路わきにあるものです。しかも、花期の撮影 が主で後から種が写っているとわかったたものばかりです。通路でそうだから、柵内では種子問屋が出来るはずです。 この現実は今日突然に現れたものではなく何時の世にもあったものです。 嘘八百を教科書の教材にしちゃいかん。 |
04/02/12
忘 却
最低気温5時−2.0度 11時地表14度(10度) 無風 快晴 最高13度
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今朝の−2度でおチビさんはどうかなと心配だったが無事でした。サクラソウは強い。 そこへ声をかけられた。 02年テキストの 02/4/15 突然変異の現場 で紹介しましたご夫婦と間違えた方であろうと思う。というのは、記念論文集に触れるのは他にはいないからです。そうなんです、記念論文集に私の名前もありました。それはともかく、2年ぶりの再会ですが、えらく顔が変わっていましたね。わたしも含めて熟年層は何年か経つと老け込むんですね。記憶力超減退だ。 |
04/02/13
北西微風の春
最低気温7時−1度 13時地表16度(10度) 北東の風2m 快晴 最高11度
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氷点下にならない夜だった。1時〜3時は2.4度〜2.8度、6時では−0.7度、7時に−1度毎朝発表とにらめっこしているが、お天道様が顔を出してから最低気温を記録する、なんで〜今日も快晴、11時現在の地表温度は13度、しかし、発表は8度、突き刺すような北東の風が頬を刺すからだろうか。大宮から歩いてくるという熟年男性と小1時間同じ姿勢で話込んでいたら風の来る側の腕が凍えた。それにしても、出会う方々はいずれも私よりはるかに若い。大宮の方も私と同年輩と思っていたそうだが七つも若い、もう年上と出会うことはなくなったなぁ。 自生地の地表ではオギとヨシの根っこがむき出しです。AはカラカラですがBはみずみずしい。ノウルシかと思ったが、ちぎっても乳液がないことと波型がオギそっくりなのでオギでしょう。そうなると、早々と発芽するやも知れない。 私は暇さえあれば http://tenki.or.jp/ を見ております。それと各地の富士山ライブカメラ画像も天気を占うのに役立っております。すっきりした富士山を見るとスカッとしますね。 |
04/02/14
空は春の色
最低気温7時2.4度 12時地表16度(11.1度) 南南東の風2m 快晴 最高16度
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昨夜、東海地方で降った雨は関東には届かなかった。夜間気温も3.5度〜4.2度で推移しメモリ上では暖かい夜であった。9時過ぎから快晴となるが空も空気も白い粉を飛ばしたようなぼやっとした春の色である。 ただ今、15:26突然に南の突風が、春一番のようだ。 |
地図は県ホームページからの借用です |
| 私は平成元年まで商業写真を営んでいた。業務内容にお見舞い写真がある。25年ほど前からお見合い写真は素人くさい写真が仲人間で定着していた。本物の素人写真では役に立たないのでプロが素人くさく撮るのである。すべての撮影は野外で行い、サイズはサービス版で、定型封筒に入れて多方面に送れるという具合です。 私が良く利用したロケーション地は秋ヶ瀬公園内の子供の森である。年に1、2度は大雨で森中が池になります。また何年かに1度は土手の1Mほどに水があがることがあります。 平成2年からカラオケボックス業を経営するようになって写真は休業し、夜型人間に変身、荒川へはトンとご無沙汰するようになった。したがいまして大水の発生はあったのかどうかはさっぱり分かりません。平成13年に戻って以来、森の中が水満たしになることはありません。データに基づかない観念的ではあるが、近年、土手1mになる大雨はなくなったような気がする。 何が言いたいのか、それは、図で見るように壁土手によって上流からの大水は約400Mの壁土手によってせき止められ、第三土手によって川幅が半分になるのですから大水の行き場がなくなって左岸を乗り越えやしないかという心配です。そうなると大久保地区はたまりませんよ。 治水の目的は、40年ほど前、台風による大雨で下流にある東京都足立区その他で2mほど水が入った苦い経験からのことでしょうが、下流を助けるために上流が犠牲になりはしないか。週明けにでも荒川工事事務所にその辺の対応はどうかを尋ねる予定。 この工事によるサクラソウへの影響は不明。私はないと考える。なぜなら、サクラソウは長いこと乾燥に順応してきているし、そのように進化もしているからです。 |
04/02/15
ふるきに学ぶ
最低気温6時2.6度 正午現在12.4度 北西の風6m 快晴 最高12.8度
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今日は足のない日ですので自生地まいりは休みです。 旧浦和市教育委員会発行の『さくらそう通信』5号(1998.2.27)に記載された内容を取り上げます。 三好 学(旧字体)理学博士。(1862.1.4〜1935.5.11) 天然記念物トシテノ桜草ノ自生地 |
| 遺伝ブロック | 原色図と同じもの |
名勝トシテノ桜草原野
| 天然記念物としての桜草自生地の保存について述べてきたが、名勝とする自生地は桜草が自生する大切な場所であることは論を待たない。旧幕時代には江戸に近い浮間ヶ原、戸田原等の荒川沿岸の原野は桜草の名所として知られ、旧時出版せる名所案内、花鳥暦の類に載せないものはなし。これらの原野は明治20年ころまでは多少旧態を保っていたが、その後土地の変化、遊覧者の濫採、商売人の過度の採取等のため今日では同地方の桜草はほとんど採り尽くされた。幸いに荒川の上流沿岸地方には今日なお桜草を産せるところがあるが、交通不便のため観覧には適せず、この点、前記土合村内(十一ヶ村を合併したので十一が合うと。現田島・青木注釈)の桜草産地は浦和町よりわずかに一里(4k)に過ぎず、かつ、車馬の便もあって名勝として保存するには適当な土地というべし。以下略。 青木解説 お分かりいただけたでしょうか。サクラソウは 数十年前には送粉昆虫に恵まれ、現在のサクラソウ集団を形成しえたが、その後の周辺環境の変化で植生が変えられ昆虫層が崩壊したためと考えている。鷲谷(1987、88) したがって 昆虫が他の個体から花粉を運んできてくれないかぎり、種子が出来ない仕組みになっているのだ や 種ができなければ、田島ヶ原のさくらそうは、やがてはかれてしまい、ぜつめつしてしまうかもしれません。 で絶滅する、はないことを。これ以上のデタラメはない。もう注釈を加える必要はないでしょう。 さくらそう通信5号の所見 実写のモノクロ写真が4点。その中でも大正5年4月25日の自生地訪問の記念写真に写っていたサクラソウの丈は、しゃがみこんだ方のひざ辺りの高さにあった。およそ30センチはあろうか。他の植生はなくサクラソウ一色である。背景も同様であった。まさに絨毯ですね。 他の3点のうち一点は、合成によるパノラマ写真。モノクロですので判別しにくいがサクラソウだけのようです。後の2点にはノウルシやオギがサクラソウを隠しに入ってます。撮影時期が別なのでしょう。著作権問題がありますので転写できないことをご了承ください。 |
04/02/17
2度目の免許更新高齢者講習
最低気温6時−2.4度 自生地地表14時16度 南西の風2m 快晴 最高12度
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15日夜から吹き出した北西の風は16日いっぱい吹き荒れ、平均風速は7.3mでした。わずか2日間の留守でしたが、ノビルの青は増しています。驚いたことにノウルシが開葉しています。この連中は氷点下に強いですね。一方、サクラソウの新規発芽は見られないが発芽したものの成長は目に見えるほどではない。 75歳から免許更新のとき、高齢者講習を受ける法律が出来て一回目の方たちの2回目の時に私は第一回講習を受けた。その2度目が今日の午前中にあった。参加者は8人、自動車学校の配慮で2回目のものだけを集め、少人数にしたそうだ。現在は法律がまた変わって70歳からに引き下げたらしい。それにしては少人数だと捌ききれないのではないか。東京のある地区では3ヶ月待ちだという。そうなると2ヶ月前に講習を受けろというのだが、免許が切れて1ヵ月後になる。 |
04/02/18
春は着実に
最低気温6時3.7度 北北西乃至北の風平均風速5.17m 快晴 最高11.3度
| 1時に北西の風5m、以降3m.4m.4mの他は6〜7mの風が。この風で自生地参りを休む。強い北風ながら強い日射で寒さを感じさせない。そのせいか、昨日にはノウルシが葉を出した。最も端的に春の様子を見せてくれるのが富士山の積雪量。左は1月17日、中は2月18日。 雪の量が半分以下になっています。写真は由比町ライブカメラからのものです。静岡側から見る富士山は表富士だそうです。ここは南向きですから雪解けが早い。一方、裏富士に当たる富士五湖側では真冬の装いです。右は2月18日13:50。富士五湖ライブカメラからです。 |
04/02/19
第2陣のサクラソウは元気です
最低気温6時-0.4度 10時自生地地表11度 快晴 微風 最高14.3度
| 今日は−0.4度〜−0.8度に推移した。9時は3.7度、10時では一挙に3度も上昇した。 風はほとんどなく、3月半ばの陽気。ノビルの開葉もだいぶ増え、ノウルシも勢いが益々です。 例年1番に開花するブロックがあって、昨日までは発芽していなく今日はどうかと目をこらしたらなんと発芽していました。なんてこった、毎日見ていながら見落とすとは。そこで、白斑点病?ブロックを丹念に調べたが、発芽なし、また裏をかかれるのかな? 写真は第2陣のブロック 1週間前に発芽しているがブロックの1/3に広がった |
04/02/23
サクラソウが一斉に
最低気温6時9.8度 11時自生地地表17度(14度) 快晴 北西の風8m
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商業撮影もあって4日ぶりで自生地へ。驚きましたね、たった3日離れただけで視認できる範囲で1割がたサクラソウがニョキニョキです。しかも、1cm〜2cmに成長していた。昨夜21時からの嵐でほぼ2ヶ月ぶり、6ミリほどの降雨があって自生地はしっとりしています。 |
| 2/8の発芽は3cmに | 第2陣ブロックは3分の2に |
| 深いのは15cmほど地中に直径2センチ前後の根がコロニーを作るノウルシはコロニー内に他を寄せ付けない頑強ぶりです。柵近辺をなんとか除去できればサクラソウの絨毯なのに・・ |