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サクラソウ 4月 (後半)
青字は自生地地表温度 赤字は公式発表 

2分前のことも思い出せない状況が続いています 従いまして時々書き足しています

下手な画像でも著作権は存在します 無断使用は厳禁です
拙文も著作人格権(氏名表示権)の無視は厳禁です


04/04/16

参った!まいった〜

昨年とほぼ同時期の喘息の発作です。きっかけは軽い風邪からの咳き込み。    
昨年は売薬の咳止めで鎮圧に失敗。今回は家内の風邪薬で14日夜〜15日に 
かけて大汗を絞り、今は小康状態です。私の次の通院日は22日ですので持ちこ
たえたい。間違っても入院はないと思いますが、その際は無理しても告知します。
今の様子では大丈夫そうですが、更新がないときはあしからず・・・                    

なお、野焼き反対か、という問い合わせがありましたが、下手な文章で誤解を招きました。
青木は野焼き推進論者です。しかも、梶山式野焼き論です。よろしく応援してね。 
           


04/04/18

我が家周辺で異変

最低気温06時10.2度 11時18度 快晴 南東の風 最高気温14時23度

軽い風邪から喘息が昨年同様に発作してようやく16日に鎮圧できました。昨年の二の舞に   
ならないよう学習できたからでした。学習能力があるところを見るとまだ捨てたものではない。
今日も自重して明日から取材開始です。その前に我が家周辺での異変を書きます。            

今朝の10時ごろからJR武蔵浦和駅から西南桜通りを別所沼方面に向かう観察会の人達が  
電車がつくたびに列をなしているのが見える。何百人だろうか。これが我が家周辺の異変で  
は異変といえません。もっと深刻な話です。                                                                  

昨夕からパトカーが1台張り付いています。一睡もしなかったようです。今朝になって私服の1 
人が交代しただけで、制服警官と機動隊員はそのまま、朝食もとらず、最後の目的に備えて 
いるようです。最後の目的とは、最近抗争中の暴力団の一方が構える組事務所がアパート  
にあります。                                                                                                           

11時ごろから警察の指揮系ワゴン車が来てなにやら指示して引き返しています。それから機
動隊員が防弾チョッキを着用、ヘルメットをかぶり、アパート入り口で警備に一人立ち、他は  
パトカーに残っている。なぜこの時間にかというと、11時半頃から組員達が続々とやってきて 
商いの報告かなんかをして帰るからです。ここを襲われると警察が警護に当たるのです。     
10年来、組員達が近所に威圧するような迷惑をかけることなく来たのですが、いよいよここも 
抗争のターゲットになったのかと思うと恐ろしいです。                                                     

警察のこの警備方法については疑問ですね。それでは組を保護するようなものではないか。
襲撃者も警備を突破してまで襲撃はしますまい。その間、該組は安閑として活動できるのだ 
からね。警備が解けた後で襲撃だってありうるしね。むしろ、どんぱちやらせてから息の根を 
止める処置をしたほうが周辺住民は安心できるというものです。                                      

写真と思ったが差しさわりがあろうから割愛します。


04/04/19

良い時がないままサクラソウは終焉

最低気温04時12.7度 11時16.7度 曇り 西の風1 最高気温14時21度

04/12/25〜本年3月30日までに8ミリしか降雨がなく、ノウルシもサクラソウも育ちが 
悪かった。このために一度も最高瞬間の予報が出せず、逆に悪い方の予報は正確だった。
本日もはじめて見えられた方はがっかりしていた。それを見て本日はガイドする予定はなか
ったが、新たに発見した3、4、6片と白いサクラソウを紹介してまわった。                         

先日、3、4、6、7片を私に教えられたご婦人が友人二人を私の口調で案内しているのには
感激でしたね。                                                                                                     

撮影にいそしんでいる大柄なご婦人に6片を見たかと尋ねたら、ホームページで3、4、6、   
7片を紹介していたので仙台から来たんですと言われたのにはまたまた感激。私のホームペ
ージを見たんですねと話しかけるが怪訝な顔していたね。名詞を差し上げたが、なぜか 私を
避けるかのように名刺をバックに入れて立ち去った。思うに3、4、6、7片を紹介できるのは 
私しかなく、他では私に教えられた二人のご婦人がご自分のHPで紹介しているだけ、もしか
すると、そのどれかを見たのであろうか。それにしても地方の方は社交性がないですね。とい
うより胡散臭いジェロニモ風体のジッチャンに絡まれたと考えた?かもね。可哀相に。         

サクラソウが終焉したというが、まだ9分咲きです。ただし、必要なときの力水不足で花は小
柄、そのうえ漂白し、力なくしおれかかっている。それでも、大規模は望むべくもないが小規 
模では十字路右10m手前、十字路を右折した15m右にある白いサクラソウ、向かいの一  
角のヒキノカサとサクラソウ、十字路を直進した突き当たり右角などはなんとか見られます。
 

日没後の暗い中でサクラソウがひときわ輝いて見えるという写真(さくらそう通信8号)の検証に
昨夕自生地へ。警備員の藤澤牧男さん(元中学校の先生)に立ち会っていただいてぎりぎり目
視出来るまで待って撮影(18:40)。残念ながら写らなかった。改めて18:30の撮影を予定。 
この件はそれが出来てから纏めますので乞うご期待。                                                     

ところが、19時丁度に熟年ご婦人二人が飛び込んできた。真っ暗闇の中で、凄いですね、今の
携帯電話は、懐中電灯つきですね、それを照らしている。藤澤さんの勤務終了ですが(出入り口
を施錠する)、付き合うとというので、それでは大柄の4片を案内した。何かの都合で友人に見せ
ようと駆けつけたらしい。番外編ですので出会いの記念にシャッター。  
                                 


なお、張り付いていたパトカーは今朝の8時に引き上げた。計38時間、今朝いたのは昨日の
私服と制服の警官と大柄な機動隊員だけ、小柄の機動隊員は見えなかった。それにしても、 
36時間も若い警官を交代もさせずに連続張り付けるとは酷使がひどすぎるね。民間の調査  
機関ならいざ知らず、警察だからといって交代要員を廻さないとは人権侵害もはなはだしい。 
死ぬことを前提とした兵隊ではないんだからね。                                                            


04/04/20

新緑に候

最低気温02時14.2度 11時24.1度 快晴 北西の風 最高気温14時27.4度

夜半に降った3.5ミリの雨はサクラソウの花々をしゃんとさせていた。すべての花が活き活きとし
いつの間にか木々が新緑に萌えている。                                                                         

↓19日左中画像の本日は草スダレが顕著になって、見える範囲が狭まってきた。


この分ですと明日はさらに視界が狭くなるでしょう。34年前の5月中旬がこんな調子でした。


田島白(桜草)を育て繁殖させているという長野県は駒ヶ根市の有志の皆さんが本家の白を
見にやってきました。                                                                                              

幹事さんの言葉。本家は白一色だと思ったが紅が主体なんですね。白は3、4本だけですね。

小林会長さんの言葉。保護課に問い合わせをしたら、ノウルシで隠れて見えないかもしれない
といわれたが、本当に良く見えないですね。                                                                 

小林会長さんの言葉から、保護課がいかに実態を把握していないかを露呈した。ノウルシが 
邪魔になるのは開花から10日間まで、以後はオギとヨシがすべてを隠す。自分らが管理して
いる天然記念物がどのような変遷でシーズンを迎え、終焉するかぐらい、莫大な税金をはた  
いていて、結果がその都度報告されないのかね。何のための委託研究管理なんだろうね。   
ある方が言うには、保護とは天然記念物指定という言葉の保護だと。言い得て妙。             

出会いの記念にシャッター



南信さくらそう展示会(駒ヶ根会場)が5月7日(金)〜5月9日(日)にかけて催されます。
信州のおいしい空気を吸いがてら植栽桜草に興味のある方はどうぞ。

事務局 担当は中山さん 0265−83−8219

チョウジソウは昨日開花しているのを確認したが、ガイドに夢中で忘れてしもうた。自生地の
現在では昭和43年頃のような大群落はなく四方八方に小塊で散らばっている。自然林内  
はどうかと出かけてみた。10日に東京から見えた2姫を案内しているが、開花しないノウル
シと間違えるほど姿はなかった。今日はその再確認、写真の群落はノウルシにとって変わ 
られていた。
                                                                                                       

本年はこのような情景は見られない

ただし、自然林の川下の林縁に移動していて、大きな塊が転々としたものですが、広範囲です
ので見ごたえはある。楽しみです。


01年に自然林内で見つけたセリバヒエンソウは小規模だったが、本日は情報を得て
↑のチョウジソウ大群落の手前で見つけた。



このUP作業中に自生地で出会いましたお二人の方から連続メールがありました。

老境の門をくぐったばかりの若年寄り、ニックネーム おのちゃんはホームページを作った
ばかりという。本日取材したサクラソウがUPされていますが、なんと私と同じアングルが
ありました。老いを否定し、若さを強調しています。皆さんでヨイショしてあげてください。


http://www1.ocn.ne.jp/~onotyan/MyPage/menu0.html

★★★★★★★★★★★★★★★

もうお一方は奥ゆかしいというか、ホームページを持ちながら、さりげなく末尾に
URLを記していた。これを私はプロバイダーの宣伝と勘違いして無視していた。
すさまじい人生を歩まれている方です。皆さんも応援してあげてください。        
eikoさんです。
http://www5.plala.or.jp/eikohosh/


04/04/22

不可解な1枚の写真

今日は今年最高の30度を記録しました。正午から水銀柱がぐんぐん上がって17時に30.3度、 
まだ上がりそうです。この調子ですと亜熱帯気候になるのはそう遠くなさそうだ。おかげさまという
か、マイペースのサクラソウは気候に順応したオギ、ヨシ、カラマツソウに負け鑑賞の道を閉じた。

田島ヶ原サクラソウ自生地には昆虫はまれであることは歴史上からも明らか。歴史上の事実が  
邪魔なのか、アカデミーらは歪曲してとんでもない学説を蔓延させた。中には、正当化せんがため
不可解な1枚の写真として現れた。18日に実験した続きです。                                             

浦和市教育委員会1998.3.26発行の『さくらそう通信8号』4ページにある1998年4月21日 
午後6時30分の撮影というサクラソウの写真を見た瞬間、おかしいぞ、と感じた。                     

ポジフィルム(透過原稿)を使い慣れた方でしたら、4月21日頃の日没後の撮影となるとあれっ?
と誰しも首をかしげるカットである。なぜかといいますと、銀塩フィルムは一定の条件で使用した場
合、きれいに写りますよ、という設計になっています。                                                           

難しい用語で『相反則不軌』という。わかりやすくいえば、シャッタースピードを15分の1〜1000 
分の一の範囲内で撮影すればきれいに写るが、その両外側ですと、長時間露光や超短時間露光
ではカラーバランスが崩れて絵にならない、というものです。これを『相反則不軌』という。            

では、使い物にならんのかといえば、そうではなく、崩れたバランスをフィルターで補正して露光量
を増やして処理します。これはあくまでもある程度の明るさがある場合であって、4月21日の日  
没後では絶対光量がないので原色の再現は不可能に近い。フィルター補正にしても、刻々暗くな
る6時30分に必要なデーを前もって採っておかないと当日では失敗するものです。銭の取れる  
写真家はデータの厚みで勝負が決まるものです。その意味からおかしい、のであった。 
           

この確認に18日の日没後に挑戦したのであるが、8分ほど遅れたために失敗であった。           
そのときの画像です。



私は長時間露光撮影について長いキャリアがあるが、完全オートによる日没直後の撮影経験
はなく、完全自動化されたカメラに頼りすぎて失敗、サクラソウが目で見える油断もあった。極 
修正の結果は白いロープだけが見えている。                                                                

執筆者が6時30分にこだわった理由は次のとおりです。                                                 
1/1998年4月19日午後6時30分頃、依頼された調査の際、蛾がサクラソウで吸蜜        
2/5回目の吸蜜を確認して採取、スズメガ科のホシヒメホウジャク                                  
3/なぜ昼行性の蛾が日没後、サクラソウに訪花したのでしょうか。                                  
(文はここで切れていきなり撮影の段になる。)(以上抄訳)                                             

4/ストロボを使用せずに1998年4月21日午後6時30分に写した写真(4頁)が「問題を解
    く鍵」かもしれません。この日没後に写した写真は、当然暗いのですが、サクラソウの花 
   だけ異様に明るく写っているのです。ホシヒメホウジャクは、この「暗い背景に浮かぶよう
      見える異様に明るい花」に引かれて訪花したのではないでしょうか。(原文のまま)    

青木解説                                                                                                                 
上の写真の38分時点の肉眼で見えていたのは、サクラソウだけではなく、ロープや白のアマド
ロもはっきり見えていた。私のミスで写らなかったが、それでも写真でわかるように、極修正で
ロープだけが浮き上がったが、サクラソウは目をこらさないとわからない。ゆえに、上記記述は
間違いである。間違いの原因は、昆虫は稀であることについてアカデミーらが一番手柄を目指
すあまりの勇み足といえる。 なぜなら、私の撮影失敗は
不幸中の幸いであった。                 
当然暗いのですが、サクラソウの花だけ異様に明るく写るのであれば失敗カットでもロープより
もサクラソウが見えなければならない。現実ではロープだけがはっきり見えたからです。疑問。


さて、私も6年後の4月21日午後6時30分に再挑戦。使用カメラはデジカメである。デジカメは
撮影時にフィルターによる補正の必要はなく、パソコンで修正できる利点がある。撮影に立ち会
っていただいたのは18日同様、警備の藤澤さんです。                                                    

撮影は、日没後6時16分、25分、30分、31分の4カットです

6:30PMの修正分は限度いっぱいです
シアンが強く残っております

右は極端に修正したものです→
日時の色を上と見比べてください
極修正分は薄い靄がかかっています
露光不足だからです

↓のアマドコロは1分前のサクラソウより
はっきり見えています

サクラソウだけが異様に明るくはない

掲載されている写真は16分の撮影に近く、カラーバランスは崩れていない。日没後の6時 
30分に撮影する機会はほとんどないはずだから、いきなりでは相反則不軌に対応できな 
いはず。それが美しい色に仕上がっていた。あの色合いですと、16分以前に撮影された  
ものと考えざるを得ない。著作権問題があるのでお見せてせきませんが、勉学を心がける 
方は図書館でどうぞ。                                                                                           

F値をカメラに任すとしても、フィルターを装着していて、かつ、刻々暗くなるのに対応できな
いはず。使用フィルムがポジでなくネガであってもラボでの処理は、30分の極修正程度に
しか上がらないだろう。ちなみに、相反則不軌を気にせずに撮影できるフィルムは00年に 
出現しているので問題の写真は埒外である。                                                          

では、どういうことか。日没後の撮影には違いないから良く写っているのを自説の補強に利
用したと思われる。                                                                                               
つまり、無理をしたということですね。昆虫が稀にしかいないための騒動ではある。   
       


04/04/25

オギとノウルシ下の光合成量

昨日今日の陽気は典型的な4月の陽気です。ところが、4月に入ってからは初夏または夏のような   
陽気が続いて、その上、毎度ながら12月25日〜本年3月30日までの降雨量は8ミリしかなく、サク
ラソウは息絶えだえでの生長は遅々として、のみならず、ノウルシも開花しないのが半数もあった。  
景勝ポイント21景でもわかるように01〜03年のような景観を本年は見ることなくシーズンを終えた。

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

そのときの照度は、葉の位置と同じくらいの高さ、地表から20cmのところで、
                              
オギ群落下       約3000ルクス
ノウルシ群落下      約 700ルクス
です。オギと共に生活しているときは成長が良好で、毎年花をつけて共存が可能ですが、ノウルシと
共に生活する場合、光量不足で生活に必要な光合成量が得られず、生存競争に負け、やがて衰退
します。                                                                                                                        

3月29日の欄に大垣晃一さんの↑の記事について私は次のように書いています。                     
青木注=このルクスについては気がつかなかったですね。今年は調べてみます。観念としてはオギ
内がノウルシ内より 明るいとは思えません。もしかすると乱反射によって明るいのかもしれません。
ともかく調べる価値はあります。 
                                                                                       

これは大変な間違いでした。というのは、私の観念は飛躍して3mにも成長したオギでした。大垣さ
んは、花の時期のオギについてですから、この時期のオギの葉は槍のように細い。一方、ノウルシ
の葉は、広葉樹の葉のように重なって広がる。 
                                                                   

 

写真で見るように光の透過率は目で見えますね。ノウルシの葉陰に見える暗黒の中にサクラソウは
押し込まれているから大垣さんがいうように
生存競争に負け、やがて衰退は間違いないですね。    

 

写真は同じアングルです。サクラソウが生きられるのは、漏れ日の間隙だけです。90%がひっそりと 
来年を期待して花を咲かせずに終えます。この現実を最も知る立場にあるのが40数年も委託研究員
を勤めている磯田洋二氏その人です。不勉強にして磯田氏が大垣氏同様の発表を目にしません。    

方や片手間でいて的確にサクラソウが生存に必要なポイントを指摘し、方や専従員でありながら、私 
の知る限りでは自然繁殖に貢献したとは聞きません。それどころか、20何年来、シーズンの真っ只  
中で景観を損なうテープを張って繁殖調査とかで5、6人もの作業員を遠くから来訪した人々の目に  
醜態をさらしている。前にも書きましたが、よほどのアホウでない限り、繁殖調査は3年もすれば尺度
としてのデータは出るはずです。そして、調査地点は毎度ながら、開けた場所に限られ、ノウルシの 
繁茂地点は見向きもしていません。                                                                                      

↑の、この時点でカット、の時期に磯田氏の姿はついぞ見ない。このカットは入り口から右側の柵から
4mのゾーンである。これを見て、放置するとこうなる、を見ていればおのずとあのサクラソウはどうな
ったかに思考が行くはずです。これが繁殖調査ではないか。要するに能がないのかもしれないね。  

私は磯田氏を高く買っていたが、平成13年からの各シーズンの毎日を見ていて、磯田氏の斜視的な
姿勢に、私が高く買ったのは長年にわたってかかわっていた事実だけであったと気づいた。実情は繁
殖に貢献しているように見えない。たしかに、種から苗を作って植え、昭和42〜46年頃の50倍以上
に増えたのは事実であるが、それは邪道であって、自然繁殖に手を貸すのが正道であると考える。   

何か言うと磯田氏を含めた関係者はすぐに「天然記念物だから手出しできない」と来る、では、種か  
ら苗を他所で作ってから持ち込むことや、ノウルシ削除実験をしていたことも天然記念物だから手出 
しできないのではないかね。しかも、磯田氏も加わってのことだが、専門家の雁首をそろえたノウル 
シ除去実験が失敗に終わっている。これを佐伯教授に処理時期が遅いと指摘される有様であった。
 天然記念物指定70周年記念論文集57ページ下段。                                                              

うわさによれば、研究員はなくてはならないらしい、そこで適任者は磯田氏以外ないとか。そんなアホ
ウな、能のないものを何ぼそろえても役に立たない。かつて10年間もボランティアで管理した梶山喜 
久蔵さんがいた。梶山さんは一人で野焼きをこなし、サクラソウを株分けして移植もしていた。私はそ  
の手伝いを少しだけしていた。現在ではそのような作業はなく全体を見渡して適宜に処理するだけな 
ら大垣さんは適任です。必要に応じて、私が提唱している4mゾーンの
ノウルシの除去作業を2〜3月
にかけて作業員を入れればいい。その場合も、柵内に入らず、高枝バサミで処理できる。こうしてシー
ズンを迎えればすばらしい景観を来訪者に提供でき、もてなしが出来る
。                                      

もうここいらで行政も目を覚ます時期です。税金の無駄使いは出来ないことを。               
わが身可愛さで冒険で傷つくことを心配する役人は首にすればいい。青木義脩課長さんのよ
うな骨っぽい方はもう出ないのかね。                                                                

自生地の今日の姿は梶山喜久蔵さんと青木義脩さんあってのものでした。


04/04/26

結実のオンパレード

2日間も荒れた北風さんがようやく静かになりました。私の体調も落ち着いてきたのでチョウジソウ
の生育状態の確認とサクラソウの結実状態の様子を見に久しぶりで自生地へ。                        

自然林内のチョウジソウはそこかしこに4分咲き、川下林縁では7分咲きでした。ゴールデンウィー
ク中は楽しめますね。ただし、バーベキュー広場傍ですので放尿や摘み取られたりされるでしょう。
林内のは5月8日の土曜までは持ちそうです。                                                                     

一方、サクラソウはほとんど見る影もないが、柵に沿ってのサクラソウはすべて結実しています。   
昆虫がいないから受粉されない、種子が出来ない、やがて寿命の数十年で死滅すると言い放った 
鷲谷いずみ現東大教授は何も見ていなかったのでしょうね。あるいは見ていても、違いを出すのが
学者とでも考えていたかもしれない。これらは突然変異で結実したのではなく、有史以来の営みで 
ある。至急退官するようお勧めします。                                                                              

ヨイショしたアカデミーらも良く目を開けてみると良い。これがサクラソウの種子ですぞ。小学4年の
国語に載せた生井兵冶教授も頭を丸めて、教科書で教え込まれた子供たちに詫びるべきです。
   



カラマツソウに包み込まれながら可憐にも咲いていた4枚弁でした。


04/04/28

白斑点について

昨日の嵐は関東地方南部に恵みの雨を落とさずに暴れて立ち去った。その後を北風さんが
本日の正午ごろから南の嵐に負けじと暴れだしてきた。今夜はどうかな?                        

↑写真のような情景は視認できる範囲で50%に及んだ。全体としては漂白したような情景が
多発した。ブロック単位で漂白しているが、写真にすると見分けがつかないので割愛した。    
↓右のカットがブロック全体に及んでいると思ってください。                                             


この現象を始めて目にしたのは平成13年、それより前に30年の空白があって、昭和45〜
42年では目にすることはなかった。                                                                         

ではなぜだろうか。度々触れているように、平成11年からそれまであった野焼きを刈り払い
に切り替え、ご丁寧にも肥料にするとかで委託研究員から8センチ以上も残骸を残すよう指
示があった。
                                                                                                       

それまであった環境を変えることは、それまで生活していた植物たちの生活を脅かす
と大和田真澄さん。 http://www.ryomonet.co.jp/mo/mo/FAQ.htm#Q5                         

ど素人の委託研究員による弊害と考える。その根拠は、平成13年のサクラソウがそれまで
のサクラソウより葉丈が短く、花の大きさも3分の2しかないこと、毎年撮影にこられているカ
メラマンたちも認め、私に指摘された委託研究員は翌年からできるだけ取れと指示、さらに本
年はきれいに取れと指示したことで証明される。サクラソウが環境破壊によって何か起こると
すれば、それは度素人集団のアカデミーのめちゃくちゃな戯言による環境破壊が大である。 

刈り払いに移るに当たって3年ほど小規模な実験区域を設けたらしい。その結果問題ないと
いうことで実行に移ったと聞く。このど素人の委託研究員のことだから、刈り取ったオギその
他をどのようにし、サクラソウがどのような状態だったのかを確認していなかったと思う。目で
見て、サクラソウが生えていたから良しとしたのではないか。そのサクラソウが野焼き地区の
サクラソウと違いがあったのかどうかの確認については、私の調査では要領を得なかった。 
結論として、サクラソウが生えたことで問題ないと簡単に決めたらしい。                           

ど素人の根拠。                                                                                                    
1/環境を急激に変えることでサクラソウの生育への影響の観察をしなかった                  
2/農業に疎いものが、あのど硬い残骸が肥料になると考えた                                     
3/素人の私に指摘されて翌年から残骸をできるだけ取れと指示                                 

平成13年に白斑点を目撃してから上記の理由からだろうと同14年から私個人の実験に取  
り掛かるが、すでにできるだけ取れの指示が出て実験用の土台を失う。ところが、8cm以上 
から3cm前後になったが、13年よりも開花したサクラソウの約3分の1が白斑点になった。  
この理由は平成11年からの環境の変化で変異したのが遺伝として定着したからと考えた。  

同15年は4月17日までは遺伝ブロック以外では白斑点は見えなかった。この理由を次のよ
うに考えた。(18日に入院、観察不能)                                                                       
1/同14年と15年の2年間に生育の障害が取り除かれた                                            
2/同15年の3月の降雨量は111ミリ、4月1日〜8日までに83ミリの降雨                     
3/生育の障害もなく必要なときに194ミリの力水を得られ変異障害を払拭できた             

本年も白斑点が遺伝ブロック以外で発生しなければ、関係者による環境破壊と断定できると
張り切っていたが、残念ながら全体の50%が白斑点または漂白したのであった。私の素人
考えが甘かったかとヒヤッとしたが、最も力水が欲しいときに降雨量が0に等しいことが原因
であった。白斑点のみならず、サクラソウの生育が遅々として進まず著しくひ弱であった。    
よって、満開時には悪環境に強いオギとカラマツソウの陰に隠れたのである。                   
ノウルシも影響を受け約50%が花をつけずに生涯を終えていた。                                 

この乾燥状態は、大正9年の三好学博士の報告書と同じ状態でした。すなわち  
              
理学博士 三好 学の天然記念物調査報告書 大正9年(1920)5月                          
      
土地ノ状態 東京市ヲ貫流スル隅田川ノ上流ナル荒川ノ沿岸ニハ古来桜草ノ多ク発生
       セル原野アリ是等ノ原野ハ屡々河水ノ氾濫ニヨリ泥土ヲ蒙リ養分ニ富メルモ平時ハ地  
       面乾固シ亀裂ヲ生ゼルヲ見ル土壌ノ状態普通ノ原野ト異ナル―以下略                     



このさくさくとしたサラサラの土壌がひび割れるのですから大正の初期も降雨が少ないと見える。

大正5年の時代ではよしず張りの材料生産地でしたから刈り払いであったでしょう。残骸は燃料とし
て持ち帰ったかどうかは不明ですが、残していたとしたら、乾燥と残骸残しによる弊害で↑の写真 
のような白斑点病?が三好博士をして絞り、線入、更紗、砂子、白も稀にあって異彩を放っている 
とタイプとして言わしめたと思われます。                                                                          
  

タイプであれば開花したときから現れなければならないでしょう。現実は白以外、開花しきってから
の変化ですからタイプではなく環境による変質と見ます。これを自生地で得々と解説いるときに科 
学者らしき年配者が「それは生理障害であろう」といわれた。人間も年取ると弱って変化するように
サクラソウも退色していくのでしょうというのであった。であれば                                               
平成13年に少々                                                                                                           
同  14年に3分の1                                                                                                      
同  15年は無し                                                                                                           
では説明がつかない。長野県駒ヶ根市から見えられた方が、兄弟が同じでないのと同じだよと。   
一理あるように聞こえますが、合点がいかないのである。 
                                                     

↑は隣家の花壇の日本桜草です。終焉に向かっていますが変色していません。
十二分に散水されていたからです。大事な時期の力水が不可欠の証です。     

私が定義している白斑点病であるかはあと2年の様子ではっきりすると思います。
それまでなんとか生き延びなけれりゃならなくなりました。しんどいよ。               
 


04/04/29

建前と裏腹に

写真は03/06/11に撮影したものです。天然記念物だから手出しできないとしながら、
コバギボシがあるばかりに手出ししてはならないところのオギを刈り取ったものです。この 
ように建前は絵に書いたもちで、委託研究員の腹の虫の居場所によって簡単に破られる  
例です。しかしながら、今年のこの場所ではオギや他の植生の数や成長がにぶい。オギな
どは今のところ、刈られなかったものの半分の背丈です。委託研究員はこのことについて  
関心はなさそうです。多分、その後にどうなるかを見ようともしないでしょう。植生が成長期 
に刈られた場合、次年度で成長が鈍るのであれば6月にかけて必要な部分だけでも刈り取
れば次年度に、サクラソウを隠す率が低くなる気はします。ノウルシも同じことが言えよう。 

これをもって本年の情報発信は終了します。5月以降は、見回った際に珍しいものがあった
ときにUPします。長いことありがとうございました。                                                     


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